あらすじ紹介
タッケイ、ユルム族連合三万! 侘瑠徒の街はシムールの大軍に包囲される。なぜか余裕のミーネを抜かし、みんな生きた心地がしない。
戦いは意外にも穏やかに始まった。互いに一番の遣い手が腕を競い合う弓勝負。タッケイ族の天才少女シャールに、晴凛は圧倒的な腕の冴えで勝つ。シャールに見染められた晴凛は求婚され、ミーネがプンスカ怒るという一幕があるものの、戦いの流れは総攻撃へと移っていく。このままでは数に劣る自分たちは助からない……。正攻法では勝てないと踏んだ伏龍が馬鹿馬鹿しい奇策を編み出すのだが!? 待望の第2弾が登場!!
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スズ
38タッケイ族、ユルム族の連合軍三万の軍勢に包囲され、帝国軍の増援が到着するまで籠城戦をする事になった侘瑠徒の町。開戦前の定例儀式として指揮官の晴凛は、タッケイ族随一の弓の名手・シャールと弓術の腕を競う矢合わせの儀に挑む事になり…。敵軍の火矢による火災をどう防ぐか、数に限りのある矢をどう補充するか等、山積する問題を少しずつ解決しながら、敵軍に死者を出す事なく勝利する道筋を描き切った晴凛に感服の一言。晴凛の弓の腕に惚れ込み、彼の伴侶となるべく花嫁修業を始めたシャールの今後が楽しみ。口上戦でのミリンの毒舌が鬼すぎ 続きを読む…
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中性色
17こっちの方がずいぶんと先ではあるけれど、弓使いの女性キャラがチョロインってなんか決まりでもあるんか。いや見たのでは2例目だけだけど。今回は前回から引き続きで篭城戦とかいろいろと。まぁ、兵数で見ればそういう戦略&ストーリーになるわな。この手のタイプはメインキャラだけじゃなくて端々のキャラまで後々には重要になってくるので、そこをどこまで覚えてるかだな。ふと思ったけど、シムールって頭が部族名とするとミーネとミリンで違うのは何か理由があるのか。個人的にはシャーネが好み。 続きを読む…
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まりも
16再読。巨乳射手シャール登場。晴凛の英雄譚が始まると同時に女難もこっから始まるんですよね。伏龍の戦術と晴凛のチート具合が見事にはまっていて読んでいて楽しい。ただ戦争なのに中途半端な緊張感しか出ていないのが少し残念かな。英雄の条件、人の上に立つことの影響力と読んでいて納得できる所が多いんだよな。腐敗した官僚サイドとそれを立て直そうとする主人公サイド。定番のネタだけどそれを見事に使えているから面白い。官僚サイドが清々しい程にクズなのでむしろ感心してしまうわ笑 続きを読む…
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まるぼろ
12前巻のいざこざを経て帝国とシムールが再び戦争状態に突入、侘瑠徒の街ではタッケイ族とユルム族の連合軍対ミーネが率いてきたシャン族の一部兵力と侘瑠徒に残った守備隊達の戦闘が始まろうとしていた。それに先立ちシムールの開戦の義が執り行われる事になり、睛凛も弓比べに出る事に…というお話。帝国の腐敗っぷりを尻目にの侘瑠徒での篭城戦&撃退が今巻のメインです。新キャラにシャールが登場、今後ミーネとシャールの睛凛争奪戦が見れそうで楽しみです…w 順調にこの時代の英雄になりつつある睛凛ですが…次巻も早いうちに。 続きを読む…
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わたー
11援軍の見込みが薄い中での籠城戦。そんなの殲滅される未来しかないじゃないかと思いながらの2巻。そこから犠牲者無しで終わるなんて誰が想像できるッ。しかも展開に破綻がないときた。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2009/07/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784048679084