
あらすじ紹介
上位指揮官機〈無慈悲な女王〉。それは対レギオン戦争で守勢に立つ人類に与えられた“銀の弾丸”。『第86独立機動打撃群』の活躍で〈彼女〉の確保に成功した連邦・連合王国は、轡を並べる第三国「ヴァルト盟約同盟」にて、その解析と「尋問」を開始する。
一方、大戦果を上げた者たちにも報奨が授与された。特別休暇。鉄と血にまみれた日々を、僅かひととき遥か遠くに置き、シンとレーナはじめ皆はそれぞれに羽を伸ばす。が、同時に《その二人以外のほぼ全員》はある思いを共にしていた。
それは。“お前らいい加減、さっさとくっつけよ”
もう一つの戦線がついに動く(!?)Ep.7!
みんなからのレビュー
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ばたやん@かみがた
68…亡国しても自分等の成せる業と捉えず、連邦市民たるシンを云われもなく誹謗する元共和国“軍人”なぞ最前線へ立たせよ、以上!/余計なオッサンに引きずられたせいもあるのか、今度はレーナの方が及び腰。それを叱咤するシデン、プレゼントでサポートするアネット等の努力も実る舞踏会。あぁやっと、やっとここまで…という最後のイラストだけど、明かされた秘密の核に辿り着くまでのこれからの苦難と、冒頭示された上層部のいわくありげな囁きを思うと憂鬱だ。だから今はただ踊れ、恋人達よ、ここで集い祝福されることを天の配剤として。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
59シンたちの活躍でゼレーネ確保に成功した連邦・連合王国は、ヴァルト盟約同盟でその解析と尋問を開始。大戦果を上げた彼らには特別休暇が与えられ、もう一つの戦線がついに動く第七弾。今回はゼレーネ尋問と並行しての著者宣言のライト回ですよ...ライト回?初々しい自覚してないレーナとのやりとりが青春していて、悶たくなるくらい眩しかったですが、一転ふとしたことから迷走してゆくレーナに彼女たちは一言物申したくもなりますよね…(遠い目)かなり遠回りしながらもついにやってくれた結末でしたが、道のりはまだまだ遠そうですね(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり
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オセロ
54〈レギオン〉の開発したぜレーネの脳を取り込んだ〈無慈悲な女王〉を捕獲したシン達は特別に与えられた休暇を過ごすことに。束の間の休暇を楽しむ傍らでシンとレーナの何とも焦れったいやり取りは擬かしいですね。そんなシンが-エイティシックス-達やヴィーカ、フレデリカの後押しを受けて、告白したレーナの返事がエモすぎでした。その一方でぜレーネから〈レギオン〉の停止方法を聞き出すことに成功したシン達の今後が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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むっきゅー
51まるまる一冊、レーナとシンの告白ですね。連戦の疲れを癒すため、軍の配慮により、かつての皇帝の別荘(温泉)で休暇を楽しむ86の面々。そこで、みんなのお膳立てにより二人をくっつけるため、ラブがコメった展開で盛り上げる。今巻は、レーナの心情描写がこと細かく描かれ、シン達を虐げた母国の差別政策への負い目、シンと仲良くする同僚達、特に女性陣への嫉妬。とにかく独占欲の裏返しで一人取り残されることへの寂しさなど、乙女チックなお話でした。結局一回も戦わず、終始ラブコメしていたお二人でした。 続きを読む…
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芳樹
47どうせ悲劇が襲いかかってくるんでしょ、と身構えながら読み進めましたがライト回でした。その一方〈無慈悲な女王〉から戦争終結に至る可能性が示唆される重要な回でもあります。でも!今回はラブコメです。戦場での『ラブロマンス』ではなくまさにラブコメ。近づいたり離れたり、周囲を巻き込んでシンとレーナの心が重なるまでが描かれます。そしてきっちりオチがついて、はて二人は恋人同士になったのか?と思わせる憎い演出がやっぱりラブコメ。こんなに甘い回で、次回とのギャップが激しいのでは?と不安になりますが、続きも楽しみです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2019/09/10
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784049127980
関連サイト
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公式サイト