吸血鬼に天国はない
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吸血鬼に天国はない

運び屋の気まぐれと、吸血鬼の嘘。だけど、それは確かに恋だった。
著者: 周藤 蓮 (著者) ニリツ (イラスト)
シリーズ:吸血鬼に天国はない(電撃文庫)

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あらすじ紹介

 大戦と禁酒法によって旧来の道徳が崩れ去ったその時代。非合法の運び屋シーモア・ロードのもとにある日持ち込まれた荷物は、人の血を吸って生きる正真正銘の怪物——吸血鬼の少女であった。
  仕事上のトラブルから始まった吸血鬼ルーミー・スパイクとの慣れない同居生活。荒んだ街での問題だらけの運び屋業。そして、彼女を付け狙うマフィアの影。
 彼女の生きていける安全な場所を求めてあがく中で、居場所のないシーモアとルーミーはゆっくりと惹かれ合っていく。
 嘘と秘密を孕んだ空っぽの恋。けれど彼らには、そんなちっぽけな幸福で十分だった。
 人と人ならざる者との恋の果てに、血に汚れた選択が待ち受けているとしても。

 非合法の運び屋と天涯孤独の吸血鬼の共棲を描くファンタジーロマンス、開幕。

パートナーのコメント

  • レオン

    レオン
    大戦後の傷跡が残るアメリカ。禁酒法の影響でマフィアが幅を利かせる危険な世界が魅力的な作品だよ! 依頼人から聞くのは運ぶ場所と時間だけ。運び屋としてのプロフェッショナルさが随所に感じられる主人公の仕事っぷりにニヤリとさせられちゃうなぁ。 女の子を守りながらのカーチェイスも痛快だし、その女の子が実は、人間じゃないと来たら……。わくわくする事件が起きるに決まってるよね。彼女を追うマフィアの狙いは? 可憐な女の子が望む『場所』へ運び届けることができるのか? 手に汗握るドラマに、注目だよ!
  • 綾乃

    綾乃
    20世紀前半の禁酒法時代、荒んだ街で紡がれる最高に切ないロマンスがキミを待ってるよ! ひょんなことから出会った『なんでも運ぶ』運び屋の青年シーモアと、吸血鬼の少女ルーミーのお話。二人は一緒に時間を過ごすようになって、お互いのことをよく知っていくの。でも、人と吸血鬼は根本的なところで悲しいほどわかりあえなくて、近づいていくほど距離を感じてしまって……。 そんな様子が丁寧に描写されていて、自分だったら吸血鬼のルーミーを受け入れるか? シーモアだったら? ってすごくのめりこんじゃうの。二人が行き着く先をぜひ見届けてね!

みんなからのレビュー

  • まりも

    運び屋と吸血鬼の物語ここに開幕。最初は何かが欠落した青年と何もかもがない吸血鬼の少女の逃避行を通じたボーイミーツガールなラブロマンスか?と思っていたが、どうやらこの作品そんな単純なものでは無いようだ。偽りの生活の中で変わり、育んでいくもの。そこにあるのは儚さであったり、切なさであったり尊さであったり、苦さと甘さであったり、そういったもの全てを煮詰めたナニカである。人と人では無い化物が二人で生きるために、これまでの自分を捨て去る。そんな変化を複雑に、そして鮮烈に描いた作品だった。いやはや見事だ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    大戦と禁酒法で旧来の道徳が崩れ去った時代。非合法の運び屋シーモアのもとに、運んで欲しい荷物として正真正銘の吸血鬼の少女・ルーミーが持ち込まれる歴史ファンタジー。仕事上のトラブルから始まったルーミーとの同居生活。吸血鬼らしさを見せないルーミーと共に過ごすうちにシーモアの心境が変化してゆく中で、ふと気づいてしまったひとつの事実。確かに変わってしまった何かがあって、それでも二人の間には確かに育まれていたものがあって、ぶつかりあった本音の先にあった結末がとても自分好みでした。これは続巻に期待大の新シリーズですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ホシナーたかはし

    ラノベやネット小説の、お約束ご都合主義が嫌いな私が、結局それらの一部を心の底で望んでいる事、吸血鬼は人のカタチをしたバケモノだと再確認できたありがたい作品。相変わらずこの作家は、最近のラノベらしくない(褒め言葉)ラノベを書くのが好きですね。これ続きどうなるんだろう。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 七月せら

    大戦と禁酒法によって旧来の道徳が崩れ去ったこの時代に、本当の正しい答えが絶対の正義がどこかにあると信じていたかった。人と人が出会って物語は生まれるというけれど、それはいつでも一方的な盲信や幻想で、惑わされては振り回され物語だけが独り歩きする。そんな町できっと迷子だった2人が出会い、泥沼の嘘偽りの中で自分の本当の心に気づいていく。何十杯の不味くて薄いコーヒーよりも苦く苦く、ほんの一口の温かいココアが心を満たすように甘い。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • あなほりふくろう

    ハードボイルドに徹しきれてない、が第一感。ルーミーがシーモアに本性を見せてからが本番だった、そこからのやりとりはとても面白く読んだ。シーモアの苦悩と「人間らしさ、泥臭さ」は感じ取れた。ただこの関係性ならラストはルーミー死んでシーモア取り残される、その「喪失と余韻」を演出すべきだし、また、舞台としての禁酒法時代の、街を覆う緊張や人々の無力感をもっと表現してほしかった。表面だけアメリカっぽく、ではなく人々の疲弊をにじみ出して舞台に厚みを持たせてほしかった。前作ではそのあたりすごく感じ取れたので、残念に思った。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2019/08/10
  • 定価
    630円+税
  • ISBN
    9784049126709

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