あらすじ紹介
将来を嘱望される天才魔法使い『四大召喚士』近衛ミキヤは六年ぶりに帰国し転入した神智魔法学園で幼馴染と再会した。
「ごきげんよう――天才魔法使いの泣き虫ミーくん」
「うわああああああああああああああああああああああ!」
『武装召喚士』柊シガノ――幼いミキヤに数々のトラウマを植え付けた暗黒幼馴染にしてもう一人の天才魔法使い。
「あなたが生徒会長選挙に立候補すると聞いたから、私も立候補することにしてあげたの」
師の命令により生徒会長を目指すミキヤの前に、再びシガノが立ち塞がる!
前途洋々だった学園生活は何処へ。
クールな幼馴染の、ちょっぴり過激で意地悪な愛情表現に立ち向かえ……!!
みんなからのレビュー
-
まっさん
21★★☆ 将来を嘱望される天才魔法使い・近衛ミキヤは6年ぶりに帰国し編入した神智魔法学園で幼馴染と再開した。幼いミキヤに数々のトラウマを植え付けた暗黒幼馴染にしてもう一人の天才魔法使いでもある少女と。師の命令により学園の生徒会長を目指すミキヤに再び立ち塞がる暗黒幼馴染・シガノ。クールな幼馴染のちょっぴり過激で意地悪な愛情表現に立ち向かえ…ー 負けヒロインポジションが安定の幼馴染ヒロインが大活躍する今作。「暗黒幼馴染」と言うにはこれといって特徴的なエピソードがある訳でもなく、本当にヒロインが主人公に対し→ 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
15六年ぶりに海外から帰国した主人公ミキヤが師匠の言いつけで生徒会長になろうとするのだが、そこに現れたのはトラウマ製造機である幼馴染シガノだった。ヤンデレ化と思いきや好きな子にちょっかいかけてしまうタイプのヒロインね。ちょっかいが中々にハードやがw面倒くさがりながらも相手をするミキヤの姿も相まって良いラブコメものでしたわ。ミヤも結構良いキャラしてるので次巻も読みたいな。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
8踏んだり蹴ったり、縛ったり。愛情の形って人それぞれだよね! 六年ぶりに再開した暗黒幼馴染の愛情に溺れる話。だいたい合ってる。シガノのやってることは割と酷いのに、溢れんばかりの気持ちはひしひしと伝わってくるのが不思議。素直になれないんじゃなくて、素直になった結果がこれだからだろうなと。鎖一本で天才と並び立つまで成長したシガノの気持ちを思うと、ミキヤはさっさと素直になって安心させてやるべきだぞ。さもなきゃ監禁エンド一直線。それはそれでシガノ幸せそうだなぁ…。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
7六年ぶりに海外から帰国した天才魔法使いの少年が、様々なトラウマを植え付けられた幼馴染と再会し始まる物語。―――示す方法はこれしか知らぬ、だから今日も全力で君に。 素直なのに何故だか暴力、だけどこの想いはあの日から同じ。そんな本質的には両想いの、傍目から見ている限りでは果て無くもどかしい恋のお話であり素直なのにそう見えない、複雑なようで単純な二人の関係に苦笑すると共ににやけてしまうかもしれぬ物語である。この作者様特有の独特な作風が好きな読者様は是非読んでみてほしい次第である。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ@八戸
6これぞ葉村哲。狙ってるんだろうけど、ところどころ過去作を彷彿とさせますね。一乃さん読みたくなってきた。天才と呼ばれるほどの魔法使いになったミキヤが師匠の言葉に従って転入した学園には、ミキヤの天敵である幼馴染みのシガノが待ち構えていた話。ヤンデレではない。むしろ、幼い好意を熟成させて一途に頑張ってきた感がある。態度は酷いけど。学園の設定や二つ名に、葉村先生らしさが溢れてますね。なにげに学園長がかわいい気がする。本だけど。妹の伏線も残ってるので、2巻も期待したいです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2019/07/25
-
定価682円(本体620円+税)
-
ISBN9784040658544
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
シガノちゃんは幼馴染の主人公、近衛ミキヤくんが大のお気に入り。そんな彼女の愛情表現方法は……踏んだり縛ったりして彼をいじめちゃうこと! そのいじめ方に愛を感じちゃうんですよ! ミキヤくん好みの服を着て、見とれた彼をからかうとか、彼を組み敷く最中に、スカートの中を見せてあげるとか!
かわいいイラストから繰り出される、サディスティックなシガノちゃんの愛をぜひお楽しみあれ!
冒頭から、火を吐く巨大な黒い怪獣(例のゴジ……みたいな)に襲われて校舎が破壊されちゃうんだけど、それを召喚したのは学園の生物部! 壊れた校舎の石材は『生きた彫像』をつくりたい美術部をはじめ様々な生徒が競って奪い合い、風紀委員がそれを止めようとして……転校初日にこの光景を見たミキヤは大変だね……。
他にも学園長は意思を持つ魔導書だし、自動人形の教師もいる。図書館で騒ぐと本が襲いかかってくる制裁の末に最後は追い出されちゃうんだ。魔法っていうものが楽しい方向に突き抜けてて、読んでる間ずっとニヤニヤしちゃってたよ!