
あらすじ紹介
「ところでコレ、ホントに出版するの?」
編集長の鋭い眼光とその言葉に、担当編集の命は風前の灯火であった。
本作は『賢者にして勇者である最強の称号《賢勇者》を持つ男が、弟子(おっとり巨乳美少女)とともに社会の裏に隠れた悪を断罪する』という“ザ・今時のライトノベル作品”としてスタートした。
だが作家からあがってきた原稿は、全裸のイケメン(賢勇者)をはじめ、筆舌に尽くしがたい変態仲間たちが織りなすナンセンスギャグギガ盛りの――いわば「なぜか堂々としている社会悪」的な何かであったのだ(ついでにヒロインの胸も削られていた)。
「だ、出版(だ)します! 面白いですから!」
超言い訳っぽい担当の言葉は真実か!? ――その答えは、君の目で確かめろ!
みんなからのレビュー
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岡本
111ツイッターのタイムラインで流れてきた著者の宣伝ツイートを見て購入。ツイートに書いてた通りの酷さで読みながら笑いが止まらない。なろうとかのネット小説なら未だしも書籍化する辺りに電撃文庫の意気込みを感じる。続きが読みたい気持ちもあるし、読み切りで纏まってる気持ちもあって複雑。オススメ出来る相手が限られるけどオススメです。 続きを読む…
ネタバレあり
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ばたやん@かみがた
92《ごめん、合わんかった》作者一作目が良かったのと、お気に入りさん達の絶賛とで期待高まったのだが…。やはり、ギャグ物はセンスが合う、合わないが全て。裸体のオッサン出てきて下品一方向なのと、サヨナへの「絶壁」弄りワンパターンなのがね、流石に飽きて来ますよ。メタなギャグもねぇ、何か多用されてたなぁしかありませんが。あっ、1つだけ。見開き表紙絵で、うすくち醤油先生による表紙の『快楽天』2017年8月号を、サヨナが開けておたついているイラストは笑いましたな。 続きを読む…
ネタバレあり
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スズ
74異世界の知識に造詣が深い賢勇者シコルスキと彼に弟子入りした少女サヨナと、ギリギリどころかブッチギリでアウトな変態達がお送りする下ネタ&パロネタ満載のノンシリアスファンタジー。各方面に喧嘩売りまくりなパロネタがとにかく面白く、変態共だけでなく師匠にもキレッキレのツッコミを放つサヨナに何度も笑わされました。負けたらフランス書院文庫流しの刑のメイド対決や、チート能力でドヤる異世界転生者を底なし沼に叩き込む賢勇者に笑いつつ、人様のおっぱいをヴァストローデだのギリアン等とブリーチネタで弄る変態共にキレるサヨナに爆笑 続きを読む…
ネタバレあり
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HANA
57ギャグを主体にした小説は他の小説に比べて、波長の合う合わないが顕著に出ると思う。本書は全裸に変態と割とベタなネタが中心。自分吉本的というかベタなネタ、コテコテな笑いは多少は好きだけどやりすぎられると苦手としているので、こう畳みかけられると合わない部分が多かったかな。AV撮影回のどう考えても悪意に満ち溢れた会話とかは大好きなんだが。特に母親を巻き込む部分とか予想外過ぎて笑わずにはいられなかったし、その後の親が出るか外に出るかという展開も悪意塗れで最高。自分には刺さる部分は少なかったですが、楽しく読めました。 続きを読む…
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星野流人
49これは、ひっどい……(褒めてない)。賢勇者であるシコルスキとその弟子のサヨナの元に集まる、様々は困りごとを抱えた変態たちの物語。最初の依頼人からしてすぐ全裸になる変態のおっさんだし、中身は下ネタのオンパレード、ファンタジー世界だという前提を一切無視して現実世界をイジりまくり、ラノベ界隈やなろう系に喧嘩を売りまくり、メタ発言が気軽に飛び交う、目がチカチカするくらいぶっ飛んだギャグラノベでした。ここまで知性のないギャグラノベ、初めてです。 続きを読む…
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みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2019/06/08
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784049124569