君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと
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君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと

感涙必至のラスト5ページ。 きっとあなたも彼女に恋をする。
神田 夏生 (著者) / Aちき (イラスト)
シリーズ:君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと(電撃文庫)

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あらすじ紹介

「世界を『リセット』して、もう一度あたしに会いに来い」

 高校を卒業したばかりの、ある春の日。
 その直前に君を亡くし、失意に沈む僕の元に、突拍子もない君らしい手紙が届いた。
 『リセット』するには世界で一番美しいモノを見つけなければいけないらしい――。

 僕は一縷の望みに縋り、君に再び出会うための旅に出た。
 旅の道連れは、猫頭の怪しげな男・クレセント。
 彼の導くまま、僕は『リセット』の手がかりを探して、君との思い出の場所をめぐる。

 一緒に過ごした校舎。
 デートで訪れた謎めいた喫茶店。
 イルミネーションが輝く公園の並木道。

 そうして僕は『リセット』の秘密に、君に、もう一度たどり着く。
 ――この恋の結末は、ぜひその目で見届けてください。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • よっち

    高校を卒業直前に恋人の三日月緋花里を病で亡くした日野夕斗。失意に沈む彼のもとに「世界を『リセット』して、もう一度あたしに会いに来い」という彼女からの手紙が届く青春小説。ワガママで破天荒で何よりもかけがえのない存在だった緋花里。彼女ともう一度会うため、怪しげな男・クレセントを道連れに彼女との想い出の場所をめぐる旅路。行く先々で遭遇する彼女との思い出は濃密で、積み重ねた先にあったセカイのアルジが示す「リセット」の正体も意外なところから繋がって。とても彼女らしい想いが詰まった結末にはぐっと来るものがありました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりも

    世界をリセットして、亡くなった彼女にもう一度会いに行く。これは彼と彼女の思い出を巡る旅の物語。なんて儚くて、甘くて、なによりも美しい物語なのだろう。こんなにも想い合えるなんて、それだけでただ素晴らしい。ユウトにとって緋花里が、緋花里にとってユウトが。何者にも代え難い最愛のパートナーだった。そんな2人の想い出の日々と、最愛の人を遺して先に逝く緋花里の願いに心を打たれ、最後は涙が止まらない。嗚呼、帯に書いてる通り三日月緋花里に自分もまた恋をしてしまったじゃないか。これほどの傑作に出会えたことに感謝を。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • むっきゅー

    いわゆる難病もので、ヒロインが死んだところから物語が始まる。悲しみに耽る主人公・ユウトのもとに彼女からの遺言が届く。世界を「リセット」してもう一度会いに来て。不思議な能力を持つ「クレセント」との旅は、ヒロインのヒカリとの思い出がつまった場所。そこで世界の謎を解けば奇跡が起こる。ユウトは彼女に再び会うために必死に抗う...。結構いい話で泣けます。ただし、ライト文芸レーベルで出してもらえれば、ボク的には良かったかも。電撃文庫だとどうしてもそっち系の展開も考慮に入れつつ読んだので、目線が定めにくかった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ゆなほし

    高校を卒業したばかりの春休み、最愛の人緋花里を病で亡くし失意に沈む僕の元に一通の手紙が届く―。「もう一度あたしに会いたければ、運命をリセットして」という手紙からよくあるループものだと思っていたが、それは良い意味で裏切られる。仕掛けや真実どうこうよりも、僕と彼女の理想的で幸せそうな過去が微笑ましく、彼女が死んでいると分かっているから余計に辛い。人が一人死ぬということは、人が一人死ぬというだけのことじゃない。ありふれた言葉も改めてその真意に気付かされる。タイトルに込められた意味も、表紙を彩るイラストも美しい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    帯に書いてある通りになりそうだったが流石に電車の中では不味いと思い何とか堪えれたが個人的には帯に偽りなしだと思った。高校卒業直前に最愛の恋人をなくした主人公、失意のどん底にいる彼の元に「リセット」の力を使って会いに来いと彼女からの手紙が届き一縷の望みを懸け奔走する青春物語。先々で彼女との思い出を振り返るんだけども彼にとっては掛替えのないモノというのが凄く伝わってきたし、最後の結末は彼女らしい思いが詰まっていたな。 続きを読む…

    ネタバレあり
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みんなのラノベまとめ

  • 泣ける小説
    が作成したまとめ泣ける小説で紹介されています。
    2

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2019/03/09
  • 定価
    693円(本体630円+税)
  • ISBN
    9784049123340

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