あらすじ紹介
東欧トランシルバニア方面『安全国』。独立派の運動が盛んな南部は、まさに暴発寸前の火薬庫であった。なんと現地の犯罪組織の輸送路によって、オブジェクトの動力炉が商品として運ばれたという。独立宣言とともに、『安全国』の中でオブジェクトの殴り合いが始まらんとする危険な状況。
そんな鉄火場に派遣されたのはおなじみ『正統王国』第三七機動整備大隊だったが、なぜかその現場に現れたのは、謎の美人メイドで……!?
「聞いたかクウェンサー、伝説のメイドの話。危機を伝えるために立ち上がった正義の美少女。検索のホットワード堂々の第一位だってよ」「…………(無言)」
その正体は!? 近未来アクション!
みんなからのレビュー
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スズ
34独立運動で緊張が走る東欧の安全国にオブジェクトの動力炉が犯罪組織によって移送され、事態解決のため派遣された正統王国軍だが、山岳地下に出撃した部隊との通信が途絶してしまう。オブジェクトの殴り合いによる南北戦争勃発までの秒読みが迫る中、クウェンサーが決意したのは…。四大勢力の検索ワード第1位を掻っ攫っていった伝説のメイドクウェン子ちゃんがモテモテで、一瞬だったとはいえ幼馴染のモニカとの再会が嬉しかった。ボッコボコにした犯罪組織のトップとのツーショット写真が予想以上に可愛く、ローザとの連係プレーもお見事でした。 続きを読む…
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光心
9今回のテーマは欺瞞というやつだが……なんだろう、なぜだか読みづらかった。ともあれ、前巻までと違ってクウェンサーがいることの安心感とそのクウェンサーがなぜかメイド服を着だすあたり、なかなかコメディになってて面白くはあった。欺瞞の最も強力なモノは、意識内における欺瞞であり、目に見えない、音が聞こえないなどではなく、「見えている」のに「見えていない」という状況こそが最も強力ではあると思う。このシリーズも終わりがないから、いつかどっかで旧約での区切りみたいなのがあると良いんだけどねぇ。 続きを読む…
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HANA
8今回は動物と欺瞞と伝説のメイド。主人公かなり頑張ってた。そういう方向も確かに迷彩ではあると思う。色々な動物が出てきたのも結構楽しめた。どの時代でもパンダは凄い。 続きを読む…
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凜音
7読了 実はモニカとクウェンサーの絡みが初な気がします。(一瞬だったけど)モニカの初登場とクウェンサーを探してたとこからこの二人の過去とかどんなやり取りするのか気になってたので今回絡みが少しでもあって嬉しかった。今回の物語では、欺瞞迷彩ってことで色んな手を変え品を変えでセンサーやらを誤魔化すテクノロジーが大量に出てきて攻略にドキドキした。 クウェンサーのクウェン子ちゃんに偽装するのは想定外に似合っていて面白かった。 伝説のメイドがおとこの娘と知られたらどうなる事やらw 続きを読む…
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割れたオカリナ
7前巻がだいぶシリアスだったから続くのか心配だったけど普通に続いたね、内容もいつも通り、こりゃ鎌池終わらせる気ないな そして今回のテーマは迷彩、隠れ蓑に欺瞞、いろいろあったが一番印象的なのはもちろんクウェン子ちゃんだよね、中性的だからあれだなとは思ってたけどアリやな しかし多国籍軍で情報同盟だからおほほかと思ったら案の定おほほだった、鎌池はキャラ使いが雑な感じもするからそこは時たま微妙だな、モニカも久々の登場で今回一章と三章に出てきたけどもうちょっとクウェンサーとの絡みが欲しいよね 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/12/07
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定価737円(本体670円+税)
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ISBN9784049122077
関連サイト
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公式サイト