三角の距離は限りないゼロ 2
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三角の距離は限りないゼロ 2

『このライトノベルがすごい!2019』(宝島社)文庫部門新作3位獲得!
岬鷺宮 (著者) / Hiten (イラスト)
シリーズ:三角の距離は限りないゼロ(電撃文庫)

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あらすじ紹介

『このライトノベルがすごい!2019』(宝島社 刊)文庫部門 新作3位獲得の、いま一番切なく愛しい三角関係恋物語。

 一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。二重人格の彼女たちと触れ合ううち、僕は秋玻と恋人に、春珂と親友になった。
 そんな幸福にどこか浮かれていたある日、僕らは友人の須藤伊津佳から相談を受ける。告白をされたいう相談――その相手は、同じく友人の広尾修司。それを知った僕らは、二人の仲を取り持つために奔走し始め……けれど、そのとき僕は、まだ気づいていなかった。その出来事が僕らの不確かな関係を、秋玻と春珂を大きく、変えることに。
 ――僕と彼女と彼女が紡ぐ、不思議な三角関係恋物語は、続く。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ばたやん@かみがた

    いやー、構成・内容ともに1巻よりも深化してるなぁ。今回、須藤伊津佳と広尾修司との告白話がメインを張る…と思わせながら、しっかりと秋玻・春珂と四季の三角関係に焦点が当たっている。内容も男女間の友人関係と恋愛関係の間に横たわる深い溝を指し示したり、それをヒロインが大胆な振舞いで演出することで読者に印象付ける。四季が修司の恋が実る様に世話をすることが、伊津佳にどんな思いをさせていたか、その伊津佳の反応が秋玻・春珂に、特に後者にどんな影響を与えていたのか等、読み終わってからでも色々考えさせてくれる所が余韻深い。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりも

    二重人格の秋玻と春珂、彼女たちと触れ合ううちに秋玻と恋人になった矢野。そんな彼等の不三角模様を描いた青春恋物語待望の第2弾。すごい、これは本当にすごいな。こんなに生々しくて、初々しくてそして甘酸っぱくて読者の心を強烈に揺さぶる思春期の恋を描いた物語は中々ない。岬鷺宮さんらしい繊細で丁寧な心理描写と、これまでの作品に出てきたキャラを織り交ぜながら進めていく見事なストーリー展開。前巻でも思ったがこの作品は著者を代表する傑作になると確信した。ラストのあのシーン。あれは一生忘れることの出来ない一幕になりそうだ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • むっきゅー

    うわぁぁぁ、やっぱりこういう展開になった...。カップルとなった矢野くんと秋玻。幸せいっぱいな矢野くんに対し、この恋愛を失わないように焦る秋玻。秋玻だけがこの恋愛の先にある展開が予想できている様子。一方、修司が須藤に告白し返事を迷う須藤に対し、付き合う方向でアドバイスする矢野くん。これが思わぬ展開を見せる。一巻はキャラを演じる自分と向き合うのがテーマだったが、今巻は自分の素直な気持ちをしるべにして行動をおこすのがテーマ。綺麗なだけではない純愛小説だなー。次巻はいよいよタイトル回収するような切ない展開か? 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 芳樹

    二重人格であることを隠すことをやめ、それぞれとして高校生活を送ることにした秋玻と春珂。矢野もまた偽りの自分を捨て、ありのままで他者と接することを決める。そんな矢野と秋玻が付き合い始めたことに触発された修司は、ずっと好きだった伊津佳に告白するが…。友人たちの恋への関わり方に悩む矢野。そして、遠慮がちだった春珂が、伊津佳が出した答えから力を得て自分の想いを告げる。いよいよ三角関係が始まります。Hiten先生の挿絵による演出がとても素敵。あと、恋の終わりを失恋探偵が総括しているのも、岬ファンとして嬉しい限り。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    一人の中にいる二人の少女・秋玻と春珂。二重人格の彼女たちと触れ合ううち秋玻と恋人、春珂と親友になった矢野が、友人の須藤伊津佳から修司に告白されたことを相談される第二弾。恋人になって初々しく、そして何とも複雑で気を使ってしまう三人の関係。真っ直ぐな修司の想いになかなか答えを見出だせない伊津佳。戸惑いながらも自分の想いに懸命に向き合おうとする女の子たちの想いは繊細で、これまでの作品の登場人物たちもうまく絡めながら、積み重ねてゆく印象的な描写をラストに結実させる構図は今回もお見事でした。続きが早く読みたいです。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2018/11/10
  • 定価
    671円(本体610円+税)
  • ISBN
    9784049121001

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