あらすじ紹介
アルディギア王国から帰還した古城と雪菜たち。だが、ほんの数日間の彼らの不在の間に、絃神島の様子は大きく変わっていた。白昼堂々繰り広げられる魔族同士の争い。市民を守るべき特区警備隊は壊滅し、南宮那月も行方不明になっている。代わりに人々を保護していたのは、領主と名乗る強力な魔族たちだった。
領主選争と名付けられた魔族たちの争い。それは吸血王が率いる謎の組織「終焉教団」が仕組んだ、絃神島の支配権を賭けた厳正なゲームだった。絃神島を分割した81の領地とそこに暮らす人々を、魔族たちが奪い合い、すべての領地を手に入れた「領主」が、絃神島の新たな支配者として君臨することができるのだ。
正体を隠し続けていたせいで、自分が本物の第四真祖だと名乗り出ることができない古城には、領主戦争を止められない。かくして古城は、絃神島全土を舞台とした魔族同士の死闘に否応なく巻きこまれていくことになる。それこそが吸血王の真の目的だと知らぬままに……
みんなからのレビュー
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S.T.
45面白かった!前巻のドタバタ劇はやや評価を落としたが、基本的に第二部は上手くやってる印象。アルディギア王国から帰ってきた古城たちを待っていたのは、絃神島全土を巻き込んだ“領主選争”。「第四真祖の正体が不明」という、古城たちにとって都合の良い事実を見事に逆手に取ったねー。選争のシステム上、一部のサブヒロインが領主候補になってるのも面白い。そこに前回ラストで出てきた第一真祖が絡んできて…ということで大きな宴の舞台は整ったわけだけど、ここまでの事態になってしまった以上、古城は正体明かさないと不誠実じゃないのかな。 続きを読む…
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芳樹
43【電子書籍・再読】アルディギア王国から帰還した古城たちが目にしたのは、第四真粗を僭称する”吸血王”と終焉教団、そして八十一の領地に分けられた島の支配権を、『領主選争』の名の下に争う魔族たちの姿だった。全ての真祖たちが集う中、”聖殲”を含め絃神島の全てを賭けた古城たちの戦いが始まる…。いよいよクライマックスエピソードに突入というところでしょうか。大バトル編はわくわくしますね。今後の展開から目が離せません。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
40アルディギア王国から帰還した古城と雪菜たち。しかし彼らの不在の間に、絃神島が吸血王が率いる終焉教団が仕組んだ領主選争と名付けられた魔族たちの争いに巻き込まれてしまう第十九弾。「空隙の魔女」や「静寂破り」すらものともしない終焉教団が始めた絃神島の支配権を賭けた厳正なゲームの真の目的。今回は珍しい組み合わせでの行動もあったりで、ヒロインたちもそれぞれの持ち味を発揮してゆく本作らしい魅力に溢れる展開が楽しかったですが、他の真祖も参戦した今回の戦いがどういう結末を迎えるのか、メンツも揃ってきた続巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
そのぼん
36シリーズ第19弾。主人公・古城と仲間たちが絃神島に帰ってくると、内乱が起こっていて…。今回のエピソードは19巻のみで完結ではなく20巻以降に結末が持ち越されているので、ちょっともやもやして読み終えました。早く続きが読みたいです。発売されたら、図書館にリクエストをして自分の番が回ってき次第借りてこなければ!!楽しみに待っています。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
35アルディギアの騒動を終えて絃神島へ戻ってきた古城達だったが不在の間の数日間の内に島の様子が一変しており島全体で領地の奪い合いが行なわれおり、その騒動に巻き込まれていく話。久しぶりの本編でどうなるかと思いきや最後に真祖が全員登場しますます混迷を深めてきたな。これは次巻が非常に楽しみになってきたで。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2018/11/10
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784049121018
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