あらすじ紹介
念願の公務員になった加藤小太郎。しかし“視える”体質のため幽霊絡みの問題を解決する部署に配属されてしまった。幽霊は視えても、除霊できるわけではない。しかも上司になる姫咲麻姫はどう見ても高校生なうえ、常にスマホをいじり「適当にやってればいいのよ」としか言わない始末。想定外なことばかりで先行きに不安を覚える小太郎であったが、一人の女子高生のお悩み相談から大事件に巻き込まれてしまい――!? 大人のお仕事ホラーコメディ開幕!
みんなからのレビュー
-
真白優樹
9視える体質の為、幽霊関係の問題を扱う部署に配属された新任公務員の青年が、年下上司の少女と共に大事件に立ち向かう物語。―――現実と非在、その境界線はどこにある? あるものとないもの、そして幸せと呪い。表裏一体、鏡合わせの問題が絡まり合い、凄惨な事件と後味の悪い真実が晒される、どこか悲しく苦みのあるこの物語。重くて苦しい味の中、認識というものの本質を問うてくる物語であり、報われなさの中に、一筋の温かさの線が通っている物語である。ここにいる、だから手をつなげる。さて、次の事件とは。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…
ネタバレあり -
nishiyan
8念願の公務員となった加藤小太郎は本人の希望とは裏腹にその視える体質から呪害対策課に配属され、唯一の課員であり、上司の姫咲麻姫と幽霊絡みの仕事をすることになるお仕事もの&ホラーコメディ。コメディパートは賑やかであり、麻姫が愛らしくて楽しい。ホラーパートである、女子高生から持ち込まれた相談から巻き込まれた大事件は重い。そして死の描写も克明でけっこうキツかった。軽く読めそうでいて、ずっしり来る感じは良いですね。それと麻姫の母親の話や小太郎の体質の秘密とか気になった。次巻がとても楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ジャム
5思っていた以上にグロく、ホラーホラーしてました。 あらすじにはホラーコメディーとあったが、正直ホラー要素が強かったように思う。 死の描写が濃密に描かれてあり、「いないもの」によって起こる事件がずっしりと重いものだった。事件は一応収束に向かっているが、最後の犯人の言葉がすごく怖っかたなぁ〜。 「いないもの」と「あるもの」どちらが幸せなのだろうか? 最後の麻姫のイラストが超可愛かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
水無月冬弥
5三門鉄狼先生(@MikadoTetsurou)の #ラノベ ゆるーいコメディタッチのホラーと思いきや、なかなか重い話でした。それでいて、綺麗なボーイミーツガールものでした、彼女の呪いも溶けてハッピーエンドなわけですが、続刊がでてもいいんだよ 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ
4面白かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2018/10/30
-
定価704円(本体640円+税)
-
ISBN9784047353886