
あらすじ紹介
最強キノコ守りコンビ、宗教都市・島根でさらに過激に大暴走!
《錆喰い》由来の特殊体質を治すべく、大宗教国家・島根を訪れたビスコたち。
しかし――そんな一行の前に野望の不死僧正・ケルシンハが立ちはだかる。不意打ちで胃を盗まれたビスコの余命は、僅か――五日!?
暴走した《錆喰い》体質で心臓にキノコが咲けば即アウト!
相棒・ミロとともに様々な宗教ひしめく島根の中枢《出雲六塔》に潜入した彼らは、はたして無事、元の身体を取り戻せるのか。そしてかつて立った頂点奪還を目論むケルシンハの暴虐に、相棒の絆は打ち勝てるのか――!?
『このライトノベルがすごい!2019』(宝島社 刊)文庫部門 総合・新作で史上初ダブル1位を獲得した疾風怒涛の冒険譚、再び!
みんなからのレビュー
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海猫
1001巻はあちこち旅をしていたけれど、この2巻は島根での大活劇。宗教都市で出雲六塔を攻略していかねばならないし、ビスコには死のタイムリミット。異様な世界観はより書き込まれて、ビスコとミロの相棒感もかなり増した。アクの強さも相変わらずで、もう出ている3巻は東京というのも気になる。 続きを読む…
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ばたやん@かみがた
67「ビスコと、僕の!邪魔をするなぁーッ!」ミロくん、それもの凄ーく誤解産むセリフ。ゲストの母子間の慕情の一幕もあったけど、作者が言うようにやはり主人公コンビの純な絆の強さが、人の弱味につけ込む卑劣さ、傲慢さを叩き潰す物語。もの凄く判りやすく物語の基本中の基本なんだけど、ここまで読者に息を継がせる事なく読ませる力はホンモノ。どんだけ相手から騙し討ちを食らおうが、自分は踏み留まる矜持を二人が持っている所が読者からの支持を産む。窮地に諦めない所もそこから来るのだろうが、ここまで好感呼ぶキャラクターも珍しい。 続きを読む…
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bookkeeper
59★★★☆☆ 初読。真言により錆を自在に操る大僧正に胃の腑を抜かれてしまうビスコ。最強のキノコ守りの決死の反撃なるか。 シリーズ未読の人が上の文章を読んでも全く意味が通じないと思う(笑)。ネーミングのセンス、錆とかキノコとか闘うイメージからおよそかけ離れた小道具、"胃を抜く"など常識外れのかっ飛んだ展開…。全編の8割位を占めるバトルアクションや胸熱な絆のエピソードでお腹いっぱいです。「がはっ!」とか「ぐがああっ!」とかお馴染みのセリフも満載。とにかく高いテンションのお話を読みたい時にオススメです。 続きを読む…
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まりも
41暴君ケルシンハの野望を打ち砕く為、我らがビスコとミロが立ち上がるシリーズ第二弾。1巻を超える圧倒的な熱量と、猪突猛進にして疾風怒濤のパワフルな展開。デビュー2冊目にして、読者の心を捉えて離さないパワー溢れる物語になるとは本当に参った。お互いが主人公でもあり、ヒロインポジションでもある。そんなビスコとミロが前回を超える大立ち回りを魅せてくれる訳だから、そりゃ面白いってもんだ。シンプルなのに超熱い王道展開と、何処までも広がっていく独創性のある世界観。どんどんこの作品にハマっていく自分がいる。次巻も楽しみだ。 続きを読む…
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中性色
39オンドゥルルラギッタンディスカー。もうね。島根を宗教国家にするという時点でセンス光りますわ。前回がビスコメインと考えれば今回はミロメインと考えられるかな。しかし、いい話を書くに必要なのはいい悪役が必要なのだろうな。しかしこうして見るとおそらく再登場自体も可能性は高いみたいで次も楽しみ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2018/08/10
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784048938327
関連サイト
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公式サイト