あらすじ紹介
精霊魔法の発展に伴って頻発する精霊災害を対策すべく、免許制度など法の整備や研究を進める先生たち。そんな中、精霊災害の犠牲者となった赤子を拾った事で、ニーナと初めての子育てに挑戦することになり!?
みんなからのレビュー
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ばたやん@かみがた
56擬似家族の物語。たとえ、娘クリュセの出自が明らかになっても、それをばらした白鼠に対して呪いの様に「魂の繋がりを切る」魔術へと誘導する返しに、本巻のテーマが現れていたと思う。初巻で亡くなったアイの魂の不滅を示す所に、終盤が近づいてきたことを感じさせる。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
22竜歴900年が経過し精霊魔法が発達する。弊害により精霊の暴走事件が増え始めた事に対し先生は免許制度や対抗策の研究する事に。そんなある日、屍鬼の襲撃を受け残された赤子を育てる事となった先生とニーナは親バカにw生まれた経緯は何とも言えないが沢山の愛によって育まれたクリュセは幸せなんだろうな。アルジャーノンが再度登場し、対策をとられ窮地に陥ったが最後は何とか押さえ込めたな。まあ安心は出来ないが。まさかの異世界でなく宇宙の彼方に地球があるとは、宇宙船建造はまだまだかかるか。更なる発展でどうなっていくか次巻も楽しみ 続きを読む…
ネタバレあり -
AKF-ZERO
18一巻から900年も過ぎたとなれば、登場人物が多過ぎて誰が誰の子孫なのか家系を思い出すのも一苦労ではありますが、それでも面白いんだから読まずにはいられません。さて、先生とニーナが赤子を拾い育てる事となった訳ですが、その子が二年経っても赤子のままなのを、旅から帰ってきたリンに突っ込まれて始めて気づくとか、親バカと化してたせいもあるのでしょうが、長生きしてるせいでどこか感覚がマヒしてますね。だが先生とニーナが築き上げてきたその全てを台無しにしようとしたあの野郎許すまじ。ヤツは相応の報いを受けましたね。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
17魔術の時代が始まり、世界は大きく発展する中、先生とニーナが育児に挑む今巻。―――悠久の時、限りある時。それでも命の輝きは皆同じ。 世界が先生の手を離れ自分の足で歩きだし、赤子は家族の愛に触れ、すぐに大きくなっていく。連綿と続く歴史の中、世界という舞台が一段階上へと進む今巻。因縁の相手が復讐に現れ、先生の故郷の場所が示される等新たな動きも始まるも、探し人の行方は未だに知れず。命の営みと輝き、その温もりが愛おしくなる巻であり温かな家族の奇跡に胸が詰まる巻である。世界の道の先は。 次巻も早く読みたいものである。 続きを読む…
ネタバレあり -
やまと
16竜歴千年を迎え中世に足を踏み入れた第四巻。精霊の普及と魔法という概念から魔術という新たな概念が生まれ生活が飛躍的に向上した一方で精霊の暴走による事故の増加への対処という課題もありました。その事故によってクリュセという赤子を拾うことになって、子育てを通じて先生とニーナの関係性が改めて言語化され二人の想いが伝わってきました。また本巻で魂の存在と意味への言及があったり因縁の相手の再登場や先生の手を離れて発展していく村と先生の葛藤など見所あったけどまだアイとの再会は叶わずなのでそれも含めて次巻に期待したい。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2018/09/20
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784040725888