あらすじ紹介
フェオドールは鏡の向こう、笑みを浮かべる黒髪の青年に語りかける。
君の力を貸してくれないか――浮遊大陸群を墜とすために。絶望を鎖ぎ、希望を結ぶ遺跡兵装モウルネンを手に戦場に刻むのは、最後の嘘。
「堕鬼種(インプ)は悪だ。信じちゃいけない」
マルゴ、ティアット、そしてラキシュ――彼女たちの傍にいる資格なんてないけれど。これが、みんなが幸せになれる唯一の方法なんだ。
コリナディルーチェの、長い夜が明ける。
みんなからのレビュー
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よっち
49フェオドールが借りた鏡の向こうで笑みを浮かべる黒髪の青年の力。絶望を鎖ぎ希望を結ぶ遺跡兵装モウルネンを手に、みんなが幸せになれる唯一の方法のために最後の嘘をつく第六弾。妖精兵の彼女たちを守るために覚悟を決めたフェオドールが、真意を隠したまま始めた終わらせるための戦い。彼女たちの傍にいる資格がないと思ってしまうフェオドールも、マルゴ、ティアット、そしてラキシュたちそれぞれの想いも何とも切ないですが、こうするしかなかったのか?と思ってしまう結末もこれで終わりではなさそうですね。続巻に救いがあるといいんですが。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
47黒い髪の青年の力を借りたフェオドール。彼のついた最後の嘘とはなんなのか。それを描くシリーズ第六弾。胸にポッカリと穴が空いた、今の気分を言葉に表すならこれ以外にない。喪失感と遣る瀬無さと、なによりもこんな終わり方になる事への納得のいかなさ。それら全てが胸の中でゴチャゴチャになって、ただひたすらに辛い。もうね、本当悲しいし泣けてくる。ティアットとラキシュの戦い、自分の思いを隠し戦い続けたフェオドール。集大成となる戦いだったのは確かだが、迎えたのは希望とは程遠い結末。ここから希望は見えるのか。次巻早く読みたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
かんけー
39読了後...喪失感で言葉も出ない(-_-)フェオドール!君の目指してた結末って?こう言う事だったの!?何時もの様にやるせなく、不穏な空虚で始まるOP 。更に不穏に陰湿で不気味な(書くのも嫌な!)音がしたような気がした?って、鬱陶しい(`ε´ )!おっと..失礼最初から最後迄?その正体を曝さず、読者と劇中キャラをゴクリd( ゚ε゚;)とさせて!フェオドールが「そうなる」のは話の流れから予想出来た(-_-)でも、限界も其処まで、ティアットとラキシュの互いを思いながらの戦いにもうボロボロ泣けて(T_T)ホント→ 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
35【電子書籍】コリナディルーチェ動乱編終了。同じように見える行動でも、妖精兵の立場を守ろうとしたヴィレムと、妖精兵の立場から解放しようとしたフェオドール。この対比が素晴らしいと思いました。全力で駆け抜けたフェオドールとラキシュの想いに胸が締め付けられます。最後に登場いした「おばけ」は何か。そして、2人が降りた後の舞台に残された登場人物たちはどのように動くのか。次回も大いに気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
30Kindle Unlimitedにて。 猛威を振るうモウルネンを手に、黒瑪瑙と十四番目の獣をその身に宿してティアットの前に立ち塞がったフェオドール。その構図はさながら1部のオマージュで、フェオドールもヴィレムと同じくらい妖精達のことを思っていたんだなと。 そして表紙の場面は覚悟していたけれど、いざその場面になるともう… 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2018/06/01
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784041068670