あらすじ紹介
大学二年の雪斗には気になる女性がいた。芸術科の小海澤有紗。無表情、無感情で人と関わろうとせず、そこかしこに絵を書き散らすも、その落書きが数百万の価値を生む百年に一度の天才。人とのコミュニケーションが断絶してしまっているそんな小海澤さんが気になり、なんとかお友達にこぎつけた雪斗。しかし天才との変わった交流を楽しむはずが、彼女の重大な秘密を共有することになり――。次元が違う彼女とのもどかしくピュアなキャンパスラブストーリー。
みんなからのレビュー
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ami*15
47同じ世界にいるはずなのに小海澤さんには違った世界に見える。「次元」とはどういう意味なのか、雪斗がよく耳にした「ごんごんじー」という意味深な言葉は何なのかなど気になる点が多く、どんどん先に進みたくなるような物語でした。小海澤さんが見る一味違った世界、それはクラクラしていてどこか現実離れしているような不思議な世界のように見えた。小海澤さんと次元に関する秘密を知ると彼女の寂しさも人付き合いが苦手な理由もよくわかりました。あと最後のイラストにはやられた。あのイラストこそがこの物語の全てではないかと読後思いました。 続きを読む…
ネタバレあり -
もも
41普通の大学生のラブストーリー、と思いながら読んでいくと不思議な現象が次々と起こっていき驚きました。これ、そういう話だったのね…!完全に騙されました笑 でもこういうの、嫌いじゃないです。むしろ好き。2人の不思議な交流は楽しかったし、オミサワさんがとっても可愛いです♪ラストのイラストは反則だよね笑 確かにこれは恥ずかしい、けど良い絵だ‼︎色々とあったけれど素敵な終わりかたで面白かったです^ ^ 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
36無表情、無感情で人と関わらない小海澤さん。周囲から変人扱いされる彼女のことが気になる雪斗と小海澤さんの次元違いのラブストーリーここに開幕。変人とのただのラブコメかと思ったら、そんな事はなかった。ただのコミュ障だと思っていた小海澤さんの秘密や、彼女の抱えていた想い。そして彼女の事を理解し、傍にいようとする雪斗の想い。そんな彼と彼女が迎えた結末はとても素敵でキュートでした。例の小海澤さんが描いた絵画なんてね、もうニヤニヤが止まらないってもんですよ。奇妙奇天烈だけど、すっごくキュンとする。そんな1冊でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
35無表情・無感情で人と関わろうとせず、そこかしこに絵を書き散らす芸術科の天才・小海澤有紗。変人扱いの彼女を気にかける雪斗が関わってゆくうちに、彼女が抱える秘密に巻き込まれてゆく青春小説。コミュ障なオミサワさんと些細なやり取りを重ね交流を深めてゆく地道な努力が微笑ましくて、文字通り次元が違う秘密を知っても彼女を理解し共にあろうとする雪斗。大切だからこそ苦悩するオミサワさんでしたけど、彼女の想いを垣間見た雪斗と相変わらず難しい境遇でも確実に変わりつつある彼女が迎えた素敵な結末には、ついニヤニヤしてしまいました。 続きを読む…
ネタバレあり -
かわゆきか
26次元が違うって、変人芸大生に対するものの例えじゃなかったのか。最初にみんなの前で泣き出した理由もなるほど。思ってたストーリーと違ってたけど、それがむしろ良かったし、面白いミステリーだった。なるほど、主人公があの絵の意味も分からず、直感的に惹かれた訳ですね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/03/30
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784047350564