あらすじ紹介
グラニヤ帝国の東部への侵略に対し、エルザイム王国はシオンこと軍師アートルム卿を筆頭として、徹底抗戦に入る。城塞都市テリナスへ両軍が進行するなか、黒天騎士団〈白鳥〉となった実妹ランの魔手が忍び寄る――
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みんなからのレビュー
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よっち
27帝国の東部侵攻に対するエルザイム王国の徹底抗戦の要は城塞都市テリナス。流民の慰撫を託された義妹のルルと共に街へ入ったシオンの前に、死んだはずの双子の妹・ランが現れる第二弾。仇だったはずの黒天騎士団の「白鳥」となって現れ、シオンの傍らにいる義妹・ルルの存在に激高するラン。健気なルルの切なる願いには心打たれましたが、乱れた感情の赴くままにシオンと激突したランが囚われている現状がまたやりきれなくて、王国内の立ち位置も少しずつ変わりつつあるシオンと、いつか笑い合える日が来てほしいと願わずにはいられませんでした。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
23死んだ筈の妹と刃を交わすシリーズ第2弾。義妹vs実妹、絶対に負けられない戦いがここにはある。城塞都市を舞台に、シオンが仇の筈の黒天騎士になったランと戦うことになる今回。妹を斬らなくてはいけないという残酷な現実、ラン自身が抱える問題。それはあまりにもやるせなく、今はどうしようも出来ないけど、ルルの純粋な願いがいつか届けばいい。そう思わずにはいられない展開になっていた。クヨウとの歪な関係に依存しながら、無意識でシオンに救いを求めるランの悲しさときたら… 笑い合える日は果たしてくるのか。次巻も期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
16うーん…複雑な読後感。戦記好きとしてはより多くの人に読んでもらい少しでも続刊の確率を上げるべくポジティブな感想を書くべきなんだろうけど、嘘を書くのは抵抗があるというジレンマ。個人的に評価の高い『ディアスフェルド』『我が驍勇』とはちょっと比べられるレベルにはない。戦記要素は従でしかなく、復讐譚としてはまあ良、くらいだろうか。バトル描写は平均以上、登場人物たちもいわゆる中世的な剣と魔法の世界の住人として描写に不満はないけど、戦記描写は完全に平均以下。キャラとバトルでどこまで引き込めるか…次巻も出れば買うけど。 続きを読む…
ネタバレあり -
HANA
8妹登場。展開的にはよくある感じではあるけれど、バトル部分が良かったので後半はより面白く読めた。これから良い感じに広がっていきそうな気もするので次期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
水無月冬弥
7#ラノベ 戦記ものというよりはバトルよりな作品ですが、何よりも凄かったのが死んだはずの妹ランですね。いかん、もう引き返さないレベルでヤンデレでした。娘助け出しても、元に戻るんすかね 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/03/20
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784040724157