あらすじ紹介
「降伏しろ」「降伏なさい」帝国最強の剣士イスカ。皇庁が誇る魔女アリス。二大国が激突する戦場で二人は出会い、共鳴しながらも敵対する。追い求める理想の世界のために。細音啓、渾身のヒロイックファンタジー!
みんなからのレビュー
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海猫
103ファンタジーを期待して読んだら、それ以上に恋愛小説的に面白かった。立場の違う男女が惹かれ合っていく様はけっこうニヤニヤもの。出会うつもりがないのにしょっちゅう出会ってしまう展開は、コミカルな味付けも的確で上手い。ライトノベル的バトルや盛り上がりもちゃんとあって楽しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
60高度な科学力を有する帝国と、「魔女の国」と畏怖されるネビュリス皇庁。長く続くニ国の戦場で少年と少女が出会う物語。美しい世界観とボーイミーツガール。この安心感と安定感流石は細音先生ですね。似た者同士でありながら、敵として戦う事を宿命づけられた2人。そんな2人が出会いを重ねる内に惹かれ合う姿や、力を合わせ敵と戦う姿はとても素晴らしくて最高に面白かったです。王道ってやっぱりいいね。共に歩む事は出来ず、互いを倒す以外に道は無いとしても世界を変える事は出来る。様々な陰謀渦巻く中2人は平和を掴めるのか。次巻も楽しみ。 続きを読む…
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よっち
53永く続く帝国と魔女の国ネビュリス皇庁の戦場で帝国の最高戦力となった剣士イスカ、と皇庁最強とうたわれる氷の魔女姫アリスリーゼが出会う物語。戦場で戦うべき強敵として出会う二人の運命の出会いというわりとよくあるテーマで、待ち合わせもしてないのに中立都市で遭遇し過ぎな感はありましたけど、ベタな甘いラブロマンスを重ねつつ、宿敵の二人が一時的に共闘する展開はとても自分好みでした。両陣営とも首脳陣がアレなので二人の関係が今後どういう方向に向かうのか気になりますね。続巻が楽しみですけど最後は上手くまとまると信じてますよ? 続きを読む…
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ナカショー
40敵対する少年少女が織りなすヒロイックファンタジー。細音さんこ新作ということで期待してましたが、やっぱり期待通りで面白かったです。互いに敵対するなか、中立都市で偶然知り合い、交流を深めていくのがとても良かったです。最後の2人で共闘するシーンも良かったです。それぞれの国の上層部が何とも言えない不穏に満ちているので今後がとても楽しみです。 続きを読む…
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アウル
39お互い敵国同士で戦場では命のやり取りをするのだけども、一度中立国で出会ったらボーイミーツガールになるという話。王道な話の進み方だったのでサクサクと読む事が出来た。二人が共闘し強敵を倒すシーンは良かったな。お互い上層部が真っ黒で、理想を叶えるには困難だがどう実現して聞くのか気になるな。 続きを読む…
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みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2017/05/20
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784040723075
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
アリスリーゼの魔法「大氷禍」。圧倒的な魔法力で周囲が氷の世界に覆われ、無数の氷の剣が空から降り注ぐ。膨大な物量もすごいんだけど、わざとスキをつくり、相手を誘い込んだりもできる細やかさを併せ持っているんだ。それに、イスカは立ち向かっていく。
彼が持っているのは「黒」と「白」の星剣。黒の星剣は、あらゆる星霊の干渉を断ち切ることができる。イスカは長きにわたる鍛錬の結果、この一対の剣の持ち主になったんだ。彼はアリスリーゼの魔法を一刀両断する。その断面は美しく、戦いの激しさを一瞬忘れるほど。そして白の星剣は……これは、ぜひキミの眼で確認してみて。
それぞれの理想を胸に戦う彼らの、行く末をどうか見守ってほしい。
「お前は、いったい何者なんだ」
「あなたは、いったい何者なの」
戦いの場で強敵、つまりお互いの存在を知ったとき、彼らは同時につぶやいてしまうッス。2人の対比で紡がれていた物語が交錯する瞬間はゾクゾクが止まらないッスよ。彼らを中心に世界がどう変わっていくのか、目が離せないッスね!