あらすじ紹介
「あたし達は大丈夫だ!真っ直ぐに行くぞ!」
涼月(スズツキ)の咆哮を合図に、憲兵大隊(MPB)+公安高機動(MSS)隊の特甲児童達は戦火の街・ミリオポリスを駆け抜ける。都市を壊滅の危機に陥れた主犯格+特甲猟兵達をひとり残らず倒すべく、善きつながりの感覚とともに最終決戦に臨む少女達。やがて迎える終極で、それぞれの背負った因縁にも決着のときが訪れる――。6人の機械化少女と、ともに戦った数多の戦士達の物語、ついに感動のフィナーレ!!
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みんなからのレビュー
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まりも
42特甲少女達の大河ストーリー最終巻。いや、これは文句無しに大傑作というか正直あまりにも面白すぎて何て表現したら良いのかわかりません。スタートから完全にトップギアで走り出し、その勢いのままラストまで走り抜ける怒濤の展開と数々のドラマは圧巻という言葉ですら生ぬるいくらい素晴らしい。シリーズ最終幕に相応しい激戦の連続、特甲少女達は強靭なる意志で激戦を乗り越え、新たな旅立ちの日を迎える。これほど圧倒的な熱量と感動をくれた作品に出会えた事を感謝したい。冲方先生有難うございます。これから始まる彼女達の新しい道に幸あれ。 続きを読む…
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いおむ
25シリーズ完結!それぞれ過酷な生い立ちを持つ少女・少年たちの物語がそれぞれの巣立ちを迎えて未来ある終わり方をしてくれたことに感謝。良い終わり方でした!それにしても事件の流れと膨大な登場人物のエピソードをからめて、よくぞここまで書ききったな~敬服します(^^; 続きを読む…
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磁石
23ご卒業おめでとうございます! ようやく死人は冥府に、ピエロはおもちゃ箱の中に戻すことができた。……「私は命令に従っただけだ」。コレは全てが許される免罪符だと思ってしまったが、違った。公人・軍人として絶対に言ってはならないタブーだということがわかった。 続きを読む…
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腰ナス
21濃い戦闘シーンが長く続くのはばいアスを想起させる。凰が帰って来て本当に良かった。ロートヴィルトとホイテロートがどんどん焦っていってるのが痛快。最後にきっちり倒したのも良い。サイクロプスやら龍王なんかの本名が出てなかった敵が全員明かされたのも良い。陸王は誰も戦わなくて済む国を…とか言ってたのが辛い。オイレン4巻で垣間見えた兄弟の絆とかもあったし。雛が戻ってきたのが良かった。MSSに永久就職かな。乙や陽炎はどんな後輩を迎えるのか、どんな先輩面するのか考えると楽しい。味方の特甲児童たちが皆幸せそうで何より 続きを読む…
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磁石
19幼名として漢字名をいれる。始めは、作者が日本人で日本語で書かれ日本の出版社から出版されおそらく読者の大半が日本人だから、と思っていた。まぁSF小説だしと、気に留めないようにしていた。だけど、最後まで逃れようとしていた黒幕の一角として、日本人移民グループがあったこでもしやと考え直した。そもそもなぜ、彼らはこんな異郷の地で生きることができたのか? 入れたかったからという鶴の一声を無視すれば、漢字名を使わせたことの効能だったのかも。名を呼ばれるたびに、自分は日本人だと錯覚する、物心ついていない時なら特に――― 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2017/07/01
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定価968円(本体880円+税)
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ISBN9784041051818