リンドウにさよならを
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リンドウにさよならを

第18回えんため大賞優秀賞、必然の出会いが紡ぐ、学園青春ストーリー。
三田 千恵 (著者) / DANGMILL (イラストレーター)
シリーズ:リンドウにさよならを(ファミ通文庫)

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あらすじ紹介

想いを寄せていた少女、襟仁遥人の代わりに死んでしまったらしい神田幸久。二年後、自由かつ退屈な日々を過ごす地縛霊として目覚めた彼は、クラスでいじめに遭う穂積美咲にだけ存在を気づかれ、友達になることに。一緒に過ごす内に美咲の愛らしさを知った幸久は、イメチェンを勧め彼女を孤独から解放しようと試みる。少しずつ変わり始める美咲の境遇。それはやがて、幸久が学校に留まる真実に結びついていく――。
必然の出会いが紡ぐ、学園青春ストーリー。

★お試し版を読んだ書店員より反響続々!!
・本の王国浜松西店 古山様
ふたりの物語から、ひとり、ひとりと加わっていき、いろいろなところにあった点が最後に線としてつながった瞬間は言葉にはできないものがあった。
人が生きる価値というのは様々あるはずだけれども、彼ら彼女らが見出したものにぜひ、触れてほしいと思います。

・K県Y書店 I様
底のような状況から、主人公2人が立ち上がって歩んでゆく話の流れと、人と人の縁がつながっていく流れがとても綺麗で読後感が良いすてきな話でした。

・喜久屋書店仙台店 田中様
「これが泣かせるラノベの新機軸!」
突き抜けるような青い空と唸るような飛行機の低音に乗せて送る生と死の物語。生きる意味とは。人間の価値とは。多感な時期の葛藤を瑞々しいまでの透明感で描き切る手法に新たな青春小説の息吹を感じた。

・ときわ書房本店 宮内様
クラスの中で孤独、心に傷を負った二人―幽霊といじめられっ子の出会いから始まる青春群像劇で、ファミ通文庫はこうでなければ!と感じさせます。

・オリオン書房ノルテ店 西室様
学生時代に感じる独特の空気感上手く表現していて、過去と現在2人の少女を通して自分の生きる価値がなんなのかを問いかけてくる作品です。自分がどうしたいのか悩んでいる今の学生達に読んでほしい1冊です。

・フタバ図書TERA福岡東店 諸岡様
不器用な高校生たちが紡ぐ青春がなんとも心地よく、切なく、胸に響きました。読後は涙を流しながらすぐに最初の「プロローグ」を読み返しました。最後の数十ページで伏線をバーッと回収し、とても気持ちよく読めました。

・書泉グランデ 中冨様
ラストまで読むと、きっとまた最初から読み返したくなる、少し不思議で切ない青春ストーリーです。ラノベ世代以外にも是非読んで欲しい傑作!

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • まりも

    想いを寄せた少女・遥人の代わりに死んでしまったらしい少年・幸久。地縛霊となった彼がクラスでいじめに遭う穂積に存在を気付かれ友達になる青春物語。これは良い青春作品だ。地縛霊となった主人公と孤独な少女。幸久の力を借りて少しずつ変わっていく美咲の姿を丁寧に描きつつ、幽霊である主人公が生前恋した少女・遥人との関係に繋げる後半からの一連の流れはとても綺麗で非常に良かったです。青春物語ってやっぱり素敵だなぁ。優しさの中にしっかりとした芯を感じさせる素晴らしい作品でした。ファミ通文庫はこういう作品を大事にしてほしい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    想いを寄せていた少女・襟仁遥人と共に屋上から落下し死んでしまったらしい神田幸久。二年後地縛霊として目覚めた彼はクラスでいじめに遭う穂積美咲に存在を気づかれ彼女と友達になる青春小説。自分の存在に気づいてくれた少女・美咲の優しい一面を知って現状を変えようとアドバイスをし、美咲が勇気を持って踏み出した一歩から少しずつつ変わってゆくその境遇。繊細な描写を積み重ねて作り上げられた伏線を回収してゆくことで意外な事実も明らかになっていって、爽やかで納得感のある結末まで組み上げたその構成力は今後に期待の作家さんですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ナカショー

    面白かった。幽霊の少年とイジメられっこの少女が出会うところから始まる学園青春物語。少年が何で死んでしまったのかの理由もさることながら少年と出会ってすこしずつ変わっていく少女の姿がとても良かったです。次回作も楽しみです! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • やまと

    ある事故で亡くなり、その二年後に地縛霊として目覚めた主人公神田がクラスでいじめに遭う穂積に見つかり、穂積の境遇改善に奔走する物語。とても面白かった。伏線も上手く回収されてたしタイトルの意味にもなるほどなと思わされた。いじめに対して決して屈する事なく耐えて、そして立ち向かっていった襟仁と穂積の姿には好感が持てました。読後感爽やかな青春ストーリーでした。真っ直ぐな人程折れやすいというのはなんという皮肉だろうか。確固たる信念があるが故にそれが揺らぐと拠り所がなくなる。強さと弱さは表裏一体なんだなと。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    好きだった少女の身代わりとなり死んでしまったらしい神田幸久が二年後、地縛霊として目覚めクラスでいじめを受けていた穂積美咲に存在を気づかれたとき止まっていた歯車が再び動き出す。電車の中で読み終えて危うく泣きそうだったわ。最後になるにつれ真実が明らかになっていき、立ち直り、生きる気力を取り戻し、前を向いて進んでいく姿が泣ける。ファミ通文庫は青春モノでいい作品多いのだからもう少しこちらの方面にも力を入れてくれたらありがたいな~と個人的に思っていたり。 続きを読む…

    ネタバレあり
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みんなのラノベまとめ

  • 泣ける単巻ラノベ
    Tが作成したまとめ泣ける単巻ラノベで紹介されています。
    4
  • ファミ通文庫の青春ラノベ
    mizunotoriが作成したまとめファミ通文庫の青春ラノベで紹介されています。
    3

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2017/01/30
  • 定価
    649円(本体590円+税)
  • ISBN
    9784047344969

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