
あらすじ紹介
あの日を最後に、ぼくの能力(チカラ)はなくなった。
夏は終わり、ロンドは中等部に編入し、ぼくたちの賑やかな二学期は始まった。朱音儀(あかねぎ)チヅルという新メンバーを迎え沸く能力者サークル『リア充ブレイカーズ』はしかし、元・能力者の少女蒔田(まきた)ヒルガオの告白によって再び揺れ動く。「恋をして幸せになると、わたしたち能力者は力を失うの」しかし、ログの能力は健在で……。
一方ロンドは、星降(ほしふり)の正統な後継者として魔女会合へ臨むのだが――。
みんなからのレビュー
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まりも
34恋と超能力の物語の最終巻。リア充ブレイカーズの新たなメンバー加入や、ロンドが正当な後継者として魔女会合へ臨む姿を描いた話。うん、良いやん。魔女や超能力者は存在するけど、この物語は結局のところ超能力を持った平凡な少年が、恋や超能力に悩みながら普通に日常を過ごすお話なんですよね。平凡な日常というと大した事無いように思えるけど、当人達にとってはそれが何よりも大切で、何気無い日常だからこそより輝いて見えるんだろうな。「さよなら、サイキック」それはちょっと特殊な子供たちの普通の青春を描いた素敵な作品でした。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
33ロンドが中等部に編入して始まった二学期。朱音儀チヅルという新メンバーを迎えた能力者サークルが、元能力者の少女・蒔田ヒルガオの告白によって再び揺れ動く第二弾。彼らが出会った超能力者・朱音儀チヅルと、彼女が引き合わせたヒルガオの言葉。ストレートに想いを告げてきた軍乃と、再び後継者に選ばれるべく頑張るロンドとの間で揺れ動くログの悩ましい日常は青春していて、ロンドとの関係や失われない超能力に悩んでいたログがそれを乗り越えてきちんと自分の気持ちに向き合った結末はなかなかステキな読後感でした。次回作も期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり
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ヲタ小僧
16清野静の超能力青春ストーリー、2弾にして最終巻。恋をしたら超能力は無くなる。なのにログの超能力は失われなかった。そこに思い悩むログ。ちょっとじれったい青春ストーリーでした。全体の雰囲気は良かったけど、巻末が駆け足だったためか、トントン拍子に進みすぎな感じがした。でも、読後感は爽やかで、また読みたくなる作品でした。次回作に期待!それにしても、前巻に引き続き帯でがっつりネタバレしていくスタイルはどうにかならなかったのか(^_^;) 続きを読む…
ネタバレあり
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たこやき
14完結編、というか、打ち切り編というか……。ログに告白した軍乃。そして、通学を始めたロンド……。恋をすると超能力が消える、というが、軍乃とのやりとりでも消える気配のないログ。そんな中、ロンドは魔女の長老会議に出席が決まる。前半は軍乃とのやりとりがメイン。後半はロンドとのやりとり。それぞれのやりとりは楽しいし、爽やかに終わったのは◎。ただ、恋のライバルになったはずの軍乃とロンドのやりとりがほとんどないとか、色々と勿体ないな、と感じるところの方が多かったかな? と…… 続きを読む…
ネタバレあり
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水無月冬弥
14清野 静先生(@106seiseino)の #ラノベ 終わってしまった。 もう少し続いてほしかったけど、恋は燃えあがれば一瞬で燃え広がるので、この結末はある意味必然だったのかな? ところで、これ、俺の翼エンドでいいのかな? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/12/27
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041048542