あらすじ紹介
“巌窟王(ダンジョンマスター)”によって隠された莫大な財宝・七氏族軍資を横取りするため、旅団(サークル)が鎬を削る冒険者時代。白魔道士ユーリは“軍資に一番近い旅団”と称される猛者五人のうちのひとりにして本の蒐集家だったが、迷宮の奥深くに封印されていた美女・クリスティーナの旅団参加によって、旅団の人間関係は滅茶苦茶になってしまう……!
[男4女1の旅団(サークル)]+[女1]=修羅場(クラッシュ)!?
「……私のこと好きですよね? ですから、好きです」
「サークラの陰キャへの優しさは異常。好きになるのに五秒いらない(俺調べ)」
「ごめんなさい、ちょっとちょいちょいリアルなのやめて。辛い」
……と『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の渡 航氏も大推薦!!
「とてもツライ」「だがクセになる」と話題騒然の新感覚ラブコメ!
■登場キャラクター =========================
●“なんともない” 白魔道士 ユーリ
読書家で蒐集家。幼馴染みのエマに本の管理を託している。童貞。
「へえ~……じゃあこの棚の本全部ください」
●“閃刃の剣聖” 騎士 ルシオン・メナード
地方領主の子息(王子様)であり、許嫁もいるモテイケメン。
「俺はな、俺以外の男が女を泣かせるのは許せない質なんだ」
●“落涙を射る剛弓” 狩人 アハト・ヘム・クーファー
呑気な訛りを駆使して、遠距離から旅団をサポートするエルフ。
「心配ご無用デスヨー。ボクがば~っちり援護するので、やっちゃってクダサーイ!」
●“鉄腕無双” 武道家 シイナ・リュウゼンイン
拳と拳の交わりに生を見いだす鉄拳女子。
「自己を高めようとする同志のことは拒みはせん。切磋琢磨は強者への近道じゃ」
●“闇の寵児” 黒魔道士 ケケ
口は悪いが、性格も素行も悪い生粋の下衆。しかしどこか憎めない……。
「や、やだなぁ下衆じゃないよ? ……雰囲気下衆だよ?」
●クリスティーナ
ダンジョンの奥深く、封印水晶に封じられていた美女。
●エマ
ユーリの幼馴染み。ユーリの故郷で蒐集物(蔵書)の管理をしている。
※“軍資に一番近い旅団(サークル)”とは……秘宝『七氏族軍資』を見つけるため、ルシオン、アハト、シイナ、ケケ、ユーリの最強メンバー5人で構成された旅団。
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みんなからのレビュー
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まりも
46巌窟王によって隠された莫大な財宝・七氏族軍資を誰もが探し求める世界。軍資に最も近いとされる旅団が、1人の女の子のせいで崩壊の危機に会う話。長い間秀章先生の新作を待っていた甲斐があった。最強の旅団が、しょうもない事で崩壊寸前になる姿を面白おかしく描いた中々の良作でした。この作品の何がヤバいって、クリスティーナの天然魔性っぷりが凄すぎることですよね。読んでて嫌いにならない辺り、自分もクリスティーナに毒されてるんじゃないかと疑ってしまうレベル。旅団も中々に個性豊かやったし、本当に楽しかった。次回作も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
36面白かった!というか驚愕した。現代ものだろうと思ってた所、ファンタジーものと知って興味が沸いて読んでみたら、まじでサークラの話だった。ネタバレ踏んでなかったから存分に楽しめたよ。二十年前に起きた人魔間の大戦争、ハイウェザー戦役。その際に集められた“七氏族軍資”。その多くを消費しきらぬまま、遺失物となったこの財宝を人々が求める冒険者時代(よく見かける設定だねw)。白魔道士ユーリが所属する“軍資に一番近い旅団”と言われる有力パーティは、ある少女を拾うことになるが…。タイトルと口絵で覚悟を決めて、続きをどうぞ。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナカショー
27タイトルからファンタジーものだとは全く想像できないけど実際はかなりのファンタジーものだと分かったときは驚いたけど読んでみて確かにこれはファンタジーだと納得しました。流石秀章先生やでw癖の強い男達が一人の女性の登場により壮絶な修羅場になる感じはまさにサークルクラッシャー。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
22【電子書籍】隠された財宝・七氏族軍資を探すためダンジョン潜った冒険者の一行・“軍資に一番近い旅団”は、その奥底で封印された美少女を仲間にしたのだが、彼女の加入によって人間関係が悪化していき…。冒険者パーティーを『サークル』と見なし、美少女クリスティーナが無自覚に男子メンバーを籠絡した結果、クラッシュが起こるという内容のサークラコメディでした。登場人物がいずれも個性的でとても魅力的。主人公の白魔道士ユーリが唯一の常識人として苦労する様子が面白おかしく描かれているのが楽しい。これはハマっちゃうシリーズ。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
22ファンタジーの世界観でサークルクラッシャーに巻き込まれるサークルの話。発想は面白いんだけど、個人的に内容は普通といった内容だったな。悪意があるより素の状態で壊しにかかるのはたまらんな、しかも追い出したのにも拘らず皆連絡先残したままとか未練たっぷり残りすぎw歴史は繰り返すのね。ユーリはもう幼馴染と結ばれたらいいのにと思ったわ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/10/28
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784041050033
関連サイト
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公式サイト