
あらすじ紹介
「わたしはね咲太君。大好きな人には幸せになってほしいんです」
初恋の人、翔子から教わった優しさ。
「ふたりで幸せになるわよ」
今を支えてくれる、恋人の麻衣から学んだ勇気。
高校二年生の冬、今と過去を支えてくれた大切な人たちが幸せになれる未来を求め、咲太は歩み始める――。
新たなる未来へ踏み出すシリーズ第7弾!
みんなからのレビュー
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寂しがり屋の狼さん
100『やさしさにたどり着くために、わたしは今日を生きています。昨日のわたしよりも、今日のわたしがちょっとだけやさしい人間であればいいなと思いながら生きています。』ラストの翔子ちゃんの笑顔にすべてが救われましたo(T◇T o) 続きを読む…
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まりも
92翔子さん編の後半戦。今と過去を支えてくれた人たちが幸せになる未来を掴む為、咲太が奔走する話。前回の衝撃的なラストから予想はしてたけど、序盤は咲太の辛さが痛いほど伝わって来て、すごく辛かったです。それだけに麻衣との未来を掴むだけじゃなく、翔子の未来も掴む為に、咲太が取った行動、そしてそんな彼に手助けをした理央や古賀、麻衣さんの後押しがあったことで迎えたラストは、本当に素晴らしく涙無しには読めませんでした。自分もこういう風に優しい人でありたいな。期待していた以上の感動を味わえました。今後も楽しみです。 続きを読む…
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よっち
78自分の想いを貫こうとした代わりに、かけがえのないものを失ってしまった咲太。茫然自失となりそれを認められずにいた彼が、大切な人たちから優しさや勇気を受け取り、大切なものを取り戻すために再び動き出す第七弾。失って改めて気づかされるその存在の大きさ。大切な人たちの思いに触れて自問自答する中で見えた自らの想い。多くの助けを借りて必死の奔走でようやく取り戻した幸せな日々なのに、でもこれでいいのかとなってしまうのが咲太なんでしょうね。困難な道程を選んだなと思いましたけど、ここから新展開がどうなるのか次巻が楽しみです。 続きを読む…
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わたー
69★★★★★4ヶ月。長かった…しかし、待った甲斐はあった。前回の衝撃的な展開から続く物語。自らの死を覚悟し、それでも生にしがみつこうとして、苦渋の末の決断がもたらしたのは麻衣の死。咲太にとっては、自分が死ぬよりも辛い結末という序盤からキツい展開が続き涙が止まらなかった。そこからの再起も、1度失ったからこそ、本当に大切なことを自覚し、翔子を切り捨ててまで麻衣との未来を掴もうとする咲太の姿に深く感動した。これまでの思春期症候群を解決してきた経験を総動員して麻衣さんのために奔走する姿もいい。 続きを読む…
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ponpon
68シリーズ第7巻、翔子さん後編。全巻ラストの衝撃的な事態から立ち直れない咲太。翔子さんの優しい言葉を契機に事態は大きく動き始める。今まで思春期症候群を第三者的に眺めていた咲太にも・・。咲太の出した結論は哀しい選択ですが、喪失感を較べれば仕方ないか。結末は都合よすぎとの見方もあるが、そもそも自分が望む結果が出るまでサイコロを投げ続けられる世界だから、これもありかなと。咲太と麻衣も関係を強固なものとし、新しい世界へと進む。最後のイラストも印象的。物語は、まだ続くようで、楽しみです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2016/10/08
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784048922814