あらすじ紹介
佳境を迎えた全てを巻き込む1930年代最後の馬鹿騒ぎ!
ギャンブルに勝つのは果たして誰なのか――。
ついに始まったカジノパーティー。平穏に終わったかに見えた一日目が過ぎ、いよいよ二日目を迎える――。 エニスを攫い、船倉に隔離するルノラータ・ファミリーの雇われディーラー、メルヴィ。メルヴィに怒りを露わにし、本気の勝負に挑むフィーロ。フィーロを憂いつつも敵を見定めるガンドール三兄弟。ガンドールに協力しながら揉め事を待つラッド。ラッドと死闘を繰り広げた因縁を持つシャーネ。シャーネに襲撃され逃げ回るネイダー。そして、ネイダーが世話になった医者の許に現れた巨大な熊とアイザック&ミリア。かくして、それぞれの思惑をよそに運命の渦は荒れ狂う。全ての関係者が集結し、フライング・プッシーフット事件の再来と思われる『馬鹿騒ぎ』が始まる――。
そしてヒューイは何かを目論み、静かに街を眺めていた。
みんなからのレビュー
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まりも
41ギャングドタバタ群像劇の最新刊。1935編のクライマックスを飾るギャンブル大会の前夜を描いた話。な、なんじゃこりゃー!? クマ出没、ラッド大暴れ、相変わらず傲慢なクレアの最強っぷりと色々ありましたが、中でも一番衝撃的だったのはネイダー覚醒でしょう。一気に化けるのがネイダーとか誰が想像出来たよ。いやはやここまで盛り上げられたら、クライマックスとなる1935Eへの期待値は天井突破しそうな勢いですな。あのクレアですら警戒を促す程のフィーロのキレっぷり、他の人物達の動き。次巻は全てに目が離せませんね。 続きを読む…
ネタバレあり -
星野流人
36ラーズランスで行われる3日間のカジノパーティー、その2日目の朝にNYで巻き起こる、大きな熊を中心にしたバカ騒ぎ。ラッドにグラハム、シャーネに『妖怪(ラルウァ)』、さらにはアイザックとミリアなど、ありとあらゆる立場の面々が集結していく様はバッカーノらしくて良かったです。一方でラーズランスでの戦いの最大の目玉でもあるフィーロとメルヴィの方の決着自体は、大きな動きがないまま次巻へ持ち越し。シリーズのありとあらゆる登場人物たちが飛び回る中、最後に笑うのは誰なのか。最終巻が楽しみになる、1冊でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
ポタオ
21いやー、やっぱ面白いわ〜。猛者がほぼ全員集合したとことか、激アツすぎでしょ。次刊が楽しみですな。 続きを読む…
ネタバレあり -
END
213年!作者が忘れてたりズレてたりするものを読者が覚えてるハズがない!!登場人物紹介で書かれてる様なキャラは読んでる内に思い出してきたが、その他のキャラはハッキリと思い出せない者も。このシリーズ主要になるキャラが多すぎるんだよね。それが魅力のひとつなんだけど。そんな中でも、やっぱりクレア、アイザック&ミリアは際立っていたかな。今年中には完結編が出るみたいなので、本当に期待しています。このままの勢いで馬鹿騒ぎを突っ走って欲しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
miicha
17クレアが登場すると「キター!!」ってなりますがラッドも好きなので本格戦闘に至らずちょっとホッとしました。やられるラッド見るの忍びないです(クレア相手じゃね…)今回モルサさん格好良かったですが、ロニーが好きなので彼がピンチを救ってくれる展開も好き(今回なさそうですが)。フィーロが戦闘面でもクレアに実力買われていて意外でしたが次巻もとっても楽しみです! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/08/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784048921848