あらすじ紹介
就活に失敗した寺沢優一は、ある日、異世界ペルムに廃館前の図書館と共に召喚され高圧女王リーネから強制労働を命じられてしまう。「ユーイチ、この世界で生きたければ図書館とアナタに価値がある事を証明してみなさい!」本や図書館、興味なし。勤労意欲もありません。しかし、女騎士ベルと共に様々な種族の問題と向き合う内に次第に注目され始め!? あなたの悩み、本の力で解決します!! 異世界と図書館が織りなすビブリオファンタジー、開館!
みんなのデータ
-
6評価する
-
7読みたい
みんなからのレビュー
-
まりも
52就活に失敗した優一が、祖父の残した図書館ごと異世界に転移してしまいそこで館長として暮らすことになる話。いい感じにほのぼのしていて良かったです。脳筋姫騎士を筆頭にどのキャラもいい味出していたけど、その中でも一番のお気に入りはやっぱりドワーフのおじちゃんですね。職人気質なおじちゃんなのに、可愛さを感じてしまうのは一体何故なのか。ほんわかしたファンタジー日常系作品なので、癒やし要素が多いのもグッド。登場人物たちみんな基本どこか抜けているのも良いですね。伍長さんのイラストも合ってました。次回作も期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
39就活に失敗した寺沢優一が祖父に託された廃館前の図書館と共に異世界ペルムに召喚され、女王に命じられて各種族で発生する問題に図書館の蔵書を活かして取り組むビブリオファンタジー。最初はあまり本や図書館に興味を持っていなかった優一が、館長として女王の妹で女騎士のベルとともに来館者の問題に取り組むうちに仕事の手応えを感じ、そこでできた繋がりが各種族間の垣根を取り払ってひとつの成果に繋げてゆく流れは良かったですね。最初は単なる脳筋に見えたベルも、読み進めるうちにだんだん可愛く見えてきたりと不思議な味わいがありました。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
37就活に失敗した寺沢優一は、ある日祖父が館長を勤めていた図書館ごと異世界に召喚されてしまう。その異世界ペルムの人間界の女王リーネから図書館,そして自分の価値を求められ、利益を出すため多種族のいる世界で奮闘することに…。異世界ビブリオもので、獣人やドワーフなど有名種族が本で現代知識を得たら…という基本に逸れない王道な話だったね。ドワーフの文明開化や獣人族や植物系のドリアード族などの悩みを解決するなど気をてらわないというか予想通りな展開はゆったりまったりしてて、良いペース感でそのキャラの良さがよく出てたかな?→ 続きを読む…
ネタバレあり -
異世界西郷さん
27就活に失敗した寺沢優一は亡くなった祖父の遺言を果たすため、祖父が運営していた図書館の閉館を行うことに。しかし、帰る間際に突如起こった地震により図書館ごと異世界に召喚されてしまい……な、『ようこそシリーズ』(と言うには、シチュエーションがかなり違いますが)第2弾。著者の作品は『たま高社交ダンス部へようこそ』以来2作品目ですが、今回はそんなに積みが長くならずに済みました(笑)。「ここではないどこか」で「今までと違った自分になれる」というのが異世界転生物の魅力なんだと思いますが、(続) 続きを読む…
ネタバレあり -
サエズリ割津
21面白かった。就活に失敗した主人公が亡くなった祖父の資産の私設図書館とともに異世界ペルムに召喚され本の力を通して種族間の問題を解決していく話。この作者の話は爽快感とか清涼感を感じられてすごく好み。本に興味のなかった主人公が異世界で本の知識を伝えるうち本の魅力や有用性に気付いていくのもよかった。ポンコツ姫騎士ヒロインのベルもかわいい。伍長先生のイラストも前作同様よかった。次も作れそうなのに終わりなのは残念だけど次回作も期待。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2016/04/01
-
定価682円(本体620円+税)
-
ISBN9784041041727