あらすじ紹介
領主にまで上り詰めたカイに新たな敵が!
歴史に名を刻む大会戦へ!!
ヴェーチェル領を掌握し、カイは領主にまで上り詰める。郡主の子が領主になった例は皆無。王国始まって以来の快挙である。
だが、安息の時はない。東部一の勢力を誇る領督スコット・クロンダイクが、カイたちヴェーチェル同盟に宣戦布告をするのだった。王国に鳴り響く猛将バネッサ率いる精鋭クロンダイク軍と同盟は激突する。竜に乗る騎士たちが戦場を疾駆し、矛を交える。華々しい英雄譚が幕を開ける! 百戦錬磨のバネッサはやはり只者ではなかった。硬軟を使い分ける戦略に、同盟軍は劣勢を強いられるが!?
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みんなからのレビュー
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真白優樹
9領主に成り上がったのもつかの間、百戦錬磨の女傑と戦う今巻。・・・どうしてこの作品の敵は一本通った敵ばっかりなのだろうか。それが気持ちいい訳であるが。今回の敵は様々な策を繰り出す女傑であるが、武人としても一本通った人物でありカイを見込んでその成長へつながる、個人を認める言葉をかける部分も好ましいと思う。戦闘の方も様々な策が交わされ追い込まれるも反撃をかけ逆転するという展開が王道まっしぐらであり心が燃える。・・・完全な決着はいつかつけられるのだろうか。 新たなる戦乱の予兆も発生し、次巻も楽しみである。 続きを読む…
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サエズリ割津
7ヴェーチェル領を掌握し領主に就任したカイだったがそれもつかの間、東部一の勢力を誇るクロンダイク軍がカイたちヴェーチェル領に宣戦布告してきて…という話。今回は囚われたカイの救出劇でのおっさん勢の活躍が目立ちましたね。敵軍の未熟さのスキを突く老獪な戦術が男臭くていい。また敵将の年増ヒロインバネッサも母性と戦闘狂の面を併せ持った魅力的な敵でした。毎回敵軍が本当にいいキャラしてる。それから二人が再会するラストシーンでニヤニヤできたし、3巻にして一番面白かったかな。次巻は南部で動きがありそう。次巻も楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
7面白かった!3巻にしてついに(個人的)最高評価クラスかな。今回はなんといっても父親陣のかっこよさに尽きる。1巻の時から来るんじゃないかと思ってたけど、遂にヒューゴの手腕が炸裂、腕自慢の描写だけが濃かった叔父も最高の場面で一騎打ち、娘夫婦の失態を拭うべく囮役をやって一矢報いたアンドリュー。めっちゃ燃えた。主人公世代についてはメリダの味方化&主力化はいいね。エースパイロット候補は貴重だし。頑張れアーロン、彼女ができるかもしれんぞw最後にはキチンと主人公の見せ場もあり、挿絵のまずさだけが悪目立ちしてるのが残念。 続きを読む…
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ブー
5今巻、面白かった!この物語で一番かも!今まで若者が中心で、時代を進めてきた感があった。が、若さゆえ過ちも!そこは、大人の出番ってことで、中年・壮年層が、大活躍でした。また、南部の鋼鉄王の平行で進んでおり、次巻あたり、主人公との出会いが・・・また、小さな所では、アーロン氏とメリダ嬢にフラグの雰囲気が・・・次巻も楽しみです。・・・個人的には、ラキア夫人とセルジュ氏のその後が、ちょっと気になります・・・ 続きを読む…
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HANA
4今回はカイに色々あったので大人たちの活躍が目立った巻。前巻で領主となったので次は領主同士の戦いになっていくわけで。領主になった途端に攻められるのはゲームでもよくある展開だと思うので一般的なんだろうなぁと思いつつ。そんな中、助けてくれる大人はやっぱりカッコイイ。個人的にそろそろ登場人物と地図などの資料が巻頭にあると助かる的な展開にまで進んできているのでどこまで把握出来ているか不安ではあるんだけれど。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/11/10
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定価737円(本体670円+税)
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ISBN9784048655088
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