あらすじ紹介
「交際は――認められないわ」心を通わせ、恋人同士になった綾音と詩也に、いち子からまさかのNG宣言! 交際を隠すため、「つきあってない」と言い張る羽目になる二人。だが次のバレンタイン公演は『ロミオとジュリエット』。舞台の上でなら甘い関係を演じられると思う詩也だったが、そこには別の問題が――!? 初詣にバレンタイン、ホワイトデー、そしてカレナたちの卒業式。冬から春へ。つきあい始めた二人と周囲の人々が織りなす、極甘なエピソード!
みんなからのレビュー
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文庫フリーク@灯れ松明の火
110第4話終幕・白いページのど真ん中に、たった1行「このあとに来る哀しみを、今は、知らなかった」著者あとがき読んで、哀しみが現実に・・まさかのシリーズ打ち切り!4巻の、イタさを強引に振り切るカレナ様で爆笑しただけに残念。ラノベ界の生存競争は苛烈だ。けれど野村美月さん描く文学と演劇の相性の良さは鉄板なので、必ずやどこかで再会できるはず。理歌が姉にライバル宣言し、吸血鬼・雫と、脚本&演出家・透川いち子の昔からの関係匂わせる巻末。タイトルは【エピローグ+はじまりの前に】リベンジ待ちますから、ご自愛下さい美月さん☆ 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
66シリーズ第5弾は内緒で付き合う事になった2人を中心に描いた短編集。イチャイチャが止まらない詩也と綺音の初々しい甘々カップルっぷりは読んでいて微笑ましい気分になりました。甘々だけでなく、2人の前にやがて訪れる悲劇の存在、理歌と凪乃が覚悟を固めるシーン、雫との初めて出会った瞬間、そしていち子女史の謎と数々の伏線が張られ、新章へ向けた期待を感じさせるものだっただけに、この続きが読めないのは本当に残念です。この作品が未完のまま終わってしまうのは、あまりにも惜しいので何とか他のレーベルで出してほしいですね… 続きを読む…
ネタバレあり -
た〜
60まさかの「!!!」メインヒロインの胸を大きくしたのがいけなかったのか?いや、実際のところはそれ以外に「文学少女」との差別化が出来きれなかったような気はしていた。それと若干FBの層からズレもあるような気もする。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
60バレンタイン公演は『ロミオとジュリエット』恋人同士になった綾音と詩也にいち子からまさかの交際NG宣言!そんな二人と周囲の人々が織りなす第五弾。質問には「付き合ってません」と答える二人がプライベートや公演で見せる甘い描写の数々。一方で自分の想いを再確認し覚悟を決める少女たちやほのめかされる雫との因縁、初詣やバレンタイン・ホワイトデー・卒業式など数々のイベントエピソードも盛り込まれた濃厚な一冊でしたが、あとがきを読んで残念な気持ちになりました。いきいきと動く登場人物たちの精一杯の想い、是非読んであげて下さい。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
53詩也と綾音の交際が始まるもそれは劇員トップあるがゆえ公認はできないものだった。しかし内緒で続く中で初詣,バレンタイン,ホワイトデーと仲を深めていく。しかし雫がもらした永遠の恋に対し雫の過去同様思う所があり…。マジか⁈まさかの打ち切り…詩也と綾音の仲が充実する中で、因縁深い雫を始め,理歌も参戦してこれから〜と思ったのに…残念。しかもこういう終わらせ方する野村美月先生も罪作りだな。ついに詩也が吸血鬼である正体を明かし、綾音と結ばれデレデレする中で、永遠の愛を探し続ける雫や自身の恋心に本気になった理歌など→ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/08/29
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784047306493