あらすじ紹介
「わたしに、ライトノベルの書きかたを教えてください」
みんなからのレビュー
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た〜
143大変面白かった。まずは下読みという作家を世に送り出す最初の仕事と作品を投稿という、読書好きにとって絶対に欠くことのできない、でも、なかなか関わりを持つことの出来ない話が興味深い。二人が物語を紬ぐさまは、作家が編集者と、あるいは自分の中で行われているやりとりだろうか。お仕事小説になりそうなテーマを扱いながらしっかり青春小説に持っていくあたりは流石の野村美月。 続きを読む…
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ひめありす@灯れ松明の火
137あなたがいるから、私は書けるの。この物語に触れてくれる誰かに、届くように願いながら世界を綴る。君がいるから、僕は読める。初めての物語を結んでくれて、新しい世界がこの世に生まれ落ちる。届くのかな、と懼れる。読めているのか、と憂う。楽しい。楽しんで。私は書きたいの。夕焼けの橙、朝焼けのピンク、雲の隙間から落ちる天使の梯子。優しい空の色をあなたが読んでくれる全部を。僕は読みたい。凪いだ水面も、戯れる白い波も、黒々とひしめく嵐の夜も、君が書いた物なら全て。事実は小説より奇なり。でも小説を書く事も小説より奇なりだよ 続きを読む…
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giant★killing
135素晴らしい!内容はラノベの新人賞の一次選考の下読みのバイトをしている男子高校生の主人公風谷青はある日下読み作品の一つにクラスメイトの女子の名前を発見する。彼女の名前は氷ノ宮氷雪。”氷の淑女”と呼ばれる程の孤高な彼女が何故ハーレムコメディを書くのか興味を持ち紆余曲折を経て彼女と話すことに成功。そして彼女から、P82「わたしに、ライトノベルの書きかたを教えてください」とお願いされ…下読み男子と投稿女子の奇妙な協力関係が始まる…。青春モノとしても創作モノとしても、ひじょうに優秀な作品でした!→ 続きを読む…
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文庫フリーク@灯れ松明の火
127ゲームクリエイター叔父の縁で始めたラノベ新人賞・応募原稿の一次選考下読みバイト。選考者としての評価も得た高2の風谷青が、その日手に取った原稿は、フォント変えや多重カギ括弧、擬音駆使したハーレムコメディー。巧いとは言い難い作品の投稿者は、日本人離れした容貌と品格で【氷の淑女】と呼ばれる近寄り難いクラスメイト・孤高のクールビューティー氷ノ宮氷雪。『文学少女』心葉の作品も、一次選考ボツの山から遠子先輩が見つけ出したんだよな~と思いだしつつ読んでいたので、なぜ投稿きっかけが『青空に似ている』ではないのか(爆)→続 続きを読む…
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S.T.
125面白かった!親戚の仕事の関係で、中学生の頃からラノベ新人賞の下読みをしていた高校生の青が、偶然クラスメイトの投稿作品を手にしたことから始まる青春ストーリー。初の野村美月作品でしたが、実に爽やかな物語だった。最初は主人公が爽やか過ぎてやや違和感を感じてた(この辺は作者のカラー?)が、話が進むごとに気にならなくなっていった。周りの大人もいい感じで、終盤で朔太郎が青を焚きつけたセリフが特に好み。青の性格もあるんだろうけど、全体的に淡くて優しい雰囲気の物語で、挿絵もピッタリ。あらすじでピンときた人はおすすめです。 続きを読む…
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みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2015/07/10
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784047305151