あらすじ紹介
声優としての活躍を始めたカスガとすれ違い始めた頃、俺は学級委員の麻布さんから「直接会って話したい」と教室に呼び出される。告白?という周りの予想と裏腹に現れた彼女の手には手紙ではなく刃物が握られていた。
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みんなからのレビュー
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よっち
38相変わらずカスガやマナミ、神楽坂先輩だったりを気にかけるユウが、向こうが踏み込んでくると自己評価の低さからくる中途半端な態度に終始する展開にわりとモヤモヤする前半でしたが、そんな彼がとある事件を契機に学園モノアレルギーを克服したり、自分への好意を素直に受け止められるように成長していく最終巻でした。物語としては彼女たちの思いには応えたものの、それでいてあまり変わらない未来への予感で終わりましたが、天然だったり簡単に諦めないしぶとさを感じる彼女たちを思えば、それもまた仕方のない結末かなとも思いました(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
37涼宮ハルヒを題材にした物語の最終巻。何と言うかまるで打ち切りのような終わり方にびっくりしました。恋愛面は最後までふわふわしたままでしたが、この作品の本質はそことは違うので仕方が無い気もしますね。普通の人間でも誰かにとっての特別になれるという当たり前の事に気づくまでを描いた物語な訳ですが、色々と不満が残ったままなのも確か。物語としての完成度はアレだけど、ハルヒについて改めて考える事が出来たという意味では良かったのかな。いつか続編とかあると嬉しいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
スズ
23声優のイベントに出演するようになったカスガとの間に生まれてしまった溝に煩悶していたユウだが、あまり接点のなかった学級委員の麻生から大事な話があると休日の学校に呼ばれて…。『涼宮ハルヒ』をずっと避けていたユウが、あの作品に真正面に向き合った時に吐露した感情がとても印象的でした。マナミさん推しとしてあの終盤シーンは最高でしたが、ユウに好意を持つあの2人も立候補してきてハーレムエンドに落ち着き、その後は読者が自由に想像させて頂ける感じに終わりましたね。まさかの朝倉さんネタもぶっこんでくるとは、完全に予想外でした 続きを読む…
ネタバレあり -
カッコー
23最終巻。カスガの声優としての活躍がもっと見たかった。マナミさんの正体を知ったらどうなってしまうか気になるが、全然信じてないからムリだろう。 麻布さんの呼び出しは『涼宮ハルヒの憂鬱』を読んでいても避けられなかっただろう。ユウの学園モノアレルギーが原因もちゃんと分かり、解消されて良かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
giant★killing
16内容は相変わらず自分自身に関心が薄いユウは持ち前の鈍さからカスガの機嫌を損ねてしまう。そんな中ある日同じクラスの学級委員の娘(既視感…)に夕方教室に来て欲しいと言われ…。やっと『涼宮ハルヒの憂鬱』を連想させる展開になりましたが…まさか朝倉涼子展開とは(苦笑)。まぁ3人の女の子達から告白され3人共に「好きだよ」と答えるユウだし刺されても致し方無いかw。ハルヒはユウの物語だったのか…。ふわふわハーレムエンドでしたがこれはコレでアリかな(若干打ち切りっぽいけど)。いつか『涼宮ハルヒの憂鬱』をもう一回読み直そう。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/03/01
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784041025734