あらすじ紹介
「さあ――キミはどちらの絶望(みち)を選ぶ?」
天使の微笑と悪魔の策謀を併せ持つ漣朱音(さざなみあかね)。 人工島『新湘南タウン』にて特定のメンバーに配布された、謎の招待状。それは、近未来技術によって誕生した超スペックの次世代ヴァーチャルゲームのアカウント登録申請書だった。 『PoS(プレイヤーオアスレイブ)』。 『競技者』か『奴隷』か――。その次世代VRゲームは、プレイヤー同士で自身の固有スキルを駆使して戦い、最後の一人を目指すというバトルゲームだった。 いかに相手の騙し隙をつくか。そんな『PoS』攻略法に、最も特化している人物、それが朱音だった。 手始めにゴスロリ美少女を『スレイブ』化した朱音……プレイヤー名・シレンは、異端の才能を妖しく輝めかし、頂点を目指す。
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みんなからのレビュー
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ドル箱
10上月新作感想。テーマは業、根底はダビデかなとわたしは読みました(深く読みすぎたかもしれん)ダイバーものなのですが、それ+ギャンブラーの理論「逆正弦法則」を用いた引用。ただ、上月が逆正弦法則の知識を知っているとは、ちょっと考えにくい。しかし、通常の在り来たりのラノベとは一味違う、ジェノサイド物語。書き方はいつもの上月らしい語り口調。プロットもまぁ良く出来てます。まるで主人公がエルキュール・ポアロみたいな感じ(A・クリスティ)わたし、結構、上月のシリーズは途中で切るのが多いのですが、これは先が気になるかな。 続きを読む…
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ツバサ
8心理バトルモノ。主人公のメンタルがイカれてると言うか頭のネジがふっとんでる。味方にもしたくないし敵にもしたくないし最悪。ローズマリーちゃんの反骨精神にはあっぱれ、いつかシレンにやり返せるのかな?いや無理かな……… 2巻も発売されるみたいで良かった。色んな人に読んで貰いたい作品。 続きを読む…
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博麗饅頭
8内容を簡潔にまとめると、心理戦メインのバトルゲーム。スキルとかポイントとか出てくるけど、それよりもどうやって相手を策に嵌めるかのほうが重要っぽい。主人公の性格とかスキルが使えないこととかが原因だけど。 主人公に癖がある。効率主義の局地とでも言うべきか。中々面白かったので続きに期待。 続きを読む…
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尚侍
7とっても面白かった。いかにも電撃文庫らしい作風で、ここまでしっかり練り上げられた頭脳心理戦系作品を読むのは久しぶりだったのでとても楽しめました。いい意味で主人公がえげつなく最後まで容赦ないので、いわゆる俺tueeee系とは少し違う形でカタルシスを味わえるのもいいですね。しかし読み終ってから改めて表紙を見てみると、これって絵柄から想像できるのと全然違う内容じゃないですか。手に取る時はかわいい表紙だと思いましたけど、今となっては「そのポーズは一体なんなんだよ」というツッコミしか出てきません。続きが楽しみです。 続きを読む…
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真白優樹
7海上人工都市を舞台にしたゲームで天使の微笑と悪魔の策略を持つ高校生が心のままに戦う物語。・・・表紙から誤解しないでほしいがこの物語は百合ではない。・・・というか朱音がガチで怖いな・・・得体のしれないというか根がずれて狂っているというか。・・・こいつとは仲間にはなりたくないな、色々と。スキルもある意味反則だし・・・ バトル要素はスキル中心というよりは化かし合いの心理戦といった要素が強く、心の動きも含めて中々面白いバトルとして仕上がっている。・・・中々いいな、これは。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/01/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784048691666