あらすじ紹介
『九校戦』の“裏側”で起こった『パラサイドール』事件の黒幕の一人・周公瑾は、横浜から逃亡し、京都を中心とする古式魔法師集団『伝統派』の下に潜伏、姿をくらました。
そして二ヶ月が経ち――。『全国高校生魔法学論文コンペティション』の季節がやってきた。新京都国際会議場で開催される日本魔法協会主催『論文コンペ』の一高生徒たち。
そんな中、達也の許へ、四葉真夜の書状を携えた黒羽姉弟が訪れる。手紙の内容は「周公瑾の捕縛に協力して欲しい」という要請だった。
何故、いつもの『命令』ではなく『依頼』だったのか疑問を覚えながらも、達也と深雪は『伝統派』の対抗勢力の中心である九島家を目指す。そこで、二人は『作られた天才魔法師』との運命の出会いを果たし……。
古都を舞台とした謀略と暗闘。魔法師開発の歴史の裏で燻り続けてきた因縁に、達也と深雪とその仲間たちが挑む。
みんなからのレビュー
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まりも
86お兄様無双魔法学園物語の14冊目。四葉家現当主である叔母の真夜から周公瑾の捕縛依頼を受ける話。さすおに成分は少な目なので、爽快感も微妙といったところ。まぁ、上巻だから仕方が無いんですけどね。新魔法の研究を開始したり、新生徒会長が決まったりと今後へ向けた準備回といった感じ。達也と深雪による兄妹イチャイチャ劇もたっぷりあったし、バトル以外では十分満足できる内容だったと思います。真由美さんにも頑張ってもらいたいね。周公瑾捕縛は一筋縄ではいかなそうだけど、果たしてどうなるのか。次巻期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
いーたん
78下巻に続くためのお膳立てする上巻と言ったところ。いろいろと暗躍をしてきた周を追跡する準備立てがいよいよ完了しつつあり、下巻で大捕り物が始まる。今回の見所は九島家の末子の光宣のその強さだったかな。病弱体質な部分もあるけれど、相当なものがありました。光宣とは今後も敵対しないで欲しいかな。癖はあるけど、悪い奴ではなさそうだし。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
62学校生活の傍らで新魔法開発に向け修行する達也が、四葉真夜より古式魔法師集団「伝統派」の元に潜伏した周公瑾捕縛を依頼されるお話。会長として君臨する深雪と、彼女から書記長に任命された達也の甘々な雰囲気が公私ともに凄いことになり、やや気の毒に見えた水波も今回は九島家の光宣様にどうも一目惚れしちゃったみたいですね(苦笑)今回はいろいろと舞台を整えてゆく準備回といった印象でしたが、周公瑾捕縛は一筋縄では行かなそうな雰囲気。最後に出てきた真由美もまた思わせぶりな態度だったりで、次巻の波乱ぶりに期待したいところですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
50四葉家現当主である叔母の真夜から周公瑾の捕縛を依頼される。「伝統派」が匿っている京都に潜伏していると思われる周。ちょうど今年開かれる論文コンペが京都に開かれることもあいまり依頼に応じるも、伝統派が差し向けた古式魔法師に狙われることになり…“伝統派”という古式魔法師団体が出て来て、古都京都を中心に仏教宗派や日本の仏教史も交えた魔法理論が新たに続出した今回、いつもより多めの達也と深雪のイチャイチャ具合と深雪の美少女度の高さで水波ちゃんがえらいやきもきテンパりしてたねぇwそんな水波に京都で運命的な出会いがw!→ 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
49【再読】京都で開催される論文コンペの準備が進む中、パラサイドール事件の黒幕の一人・周公瑾を受け入れた古式魔法師集団「伝統派」が不穏な動きを見せ…。魔法科高校のイベントに合わせて事件起きすぎ。さて、論文コンペに関しては殆ど触れられず、古式魔法師に焦点が当てられた今回でした。色々な派閥があって、まさに古都を舞台にした古式魔法師どうしの争い編というところでしょうか。新たな魔法の開発を進める達也とともに、古式魔法師・幹比古の活躍が期待されますね。そして今回、水波と光宜が出会ってしまった。この出会いは、きっと運命。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/09/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784048668606
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