あらすじ紹介
演劇×吸血鬼のドラマティック青春ノベル、第2弾!!
みんなからのレビュー
-
文庫フリーク@灯れ松明の火
126「あなたが持っているもので、あなたがいる場所で、あなたができることをやりなさい」ルーズベルト大統領の名言も色褪せる、脅迫で自分がトップに立つための虚像作りに加担させられた凪乃への「久々沢の嘘はもう通用しない。あとは本当の久々沢凪乃で勝負するしかない。だから久々沢も覚悟を決めて、ここからはじめろ」詩也のセリフこそ、物語の持つ力・破壊力。「マイ・フェア・レディ」にバーナード・ショーの「ピグマリオン」『文学少女』でも感じていた文芸作品と、演劇との相性の良さ。一度は失ったバスケへ込めた情熱のありったけを、→ 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
102次回公演で自分とまるで違う役柄に苦戦する詩也が、誤解を招く写真をネタに脅迫され、チームベガの女優・凪乃に偽恋人を演じさせられるお話。詩也も綾音もお互い本音で言えない・聞けないもどかしい展開で、応援するとか言いつつも冷静でいられない綾音が可愛かったですね。そんな綾音の精一杯の勇気で詩也がいろいろ吹っ切るきっかけを作り、そして逆境を覆す見事な公演に繋げた展開もお見事でした。ただ綾音との距離がまた縮まった一方で、そんな二人の関係に不安を投げかける吸血鬼・雫の存在。複雑な状況は続きそうですが、次巻も楽しみですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
コリ
94詩也と凪乃の交際に、表面上は穏やかでいながらも内面は動揺と嫉妬しまくりな綾音が可愛かった。先輩らしさと年相応な女子っぽさのバランスが巧い。この辺は作者の真骨頂なんじゃないかな。てか詩也と綾音はさっさとくっついちゃえよ!(笑)とある事情で綾音の妹である理歌が詩也を意識し始めたため、ラブコメパートに波乱の予感がしてこれからの展開が一層面白くなりそう。この作者のツンデレは例外なく可愛くなるからなぁー。ヒロイン達が詩也と交流を深めていく中で雫がどんな動きを見せるのかにも注目したいところ。次回も楽しみ! 続きを読む…
ネタバレあり -
Dー
84今回の演劇の「マイフェアレディ」は見たことなかったけど…この巻を読んで見たくなりました。詩也の謎や雫の謎などは明かされず、既出のヒロインの好感度アップや新キャラを絡めての詩也の成長⁈がありました。心情表現が丁寧でわかりやすくてよかったです。今回は前回とうって変わって詩也の演技力不足など現実的な問題もでてきて読んでいてハラハラしました…それとは逆に非現実的な記者会見とかwwそんな学校あるのか⁉︎それにしても綾音さんの大量のドーナレオン…見てみたいなぁーwwそして雫の衝撃の最後の一言で続きが俄然気になる… 続きを読む…
ネタバレあり -
イーダ
78綾音が聖女すぎる。そんなに自分を抑え込まなくてもいいじゃないか。マイ・フェア・レディについての講釈は非常に楽しかったです。前回に引き続き舞台の描写が素晴らしい。自らを吸血鬼と言ってしまった歌也が、これからどう自分を見つめていくのか楽しみですね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2014/09/11
-
定価660円(本体600円+税)
-
ISBN9784047298606