【レビュー】ざまぁされる前に自分を追放しちゃえ...! 前代未聞、自分を追放した嫌われ悪役パーティのリーダーの今後は??

『追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 ~スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる~』

【新作ラノベ先読み感想文レビュー】
今回はファミ通文庫から3月28日に刊行される『追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 ~スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる~』(著者:荒井竜馬/イラスト:匈歌ハトリ)です。みなさんの感想も聞かせてください!


「今日をもってこのパーティから追放する…………俺をな」っていきなり言われた仲間たちの戸惑いを思うと笑ってしまう導入部。社畜だった時代にハマっていたアニメの悪役に転生していたことに気がついた主人公のロイドは、このあと追放したことで復讐しに来るケインを残して自分が辞めると言い出したんだけど、仲間からすれば横暴で傲慢だったロイドが豹変してしまったのだから驚くしかない。

『追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 ~スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる~』

ロイドからすればケインを追放したら自分がヤバいと分かってしまった以上、そのルートから逃げて地道にやり直すしかない。ただし、他人のスキルを奪うスキルを使って大暴れしていたロイドは相当な嫌われ者だったようで、一人になったら誰もパーティを組んでくれない。自業自得とはいえちょっと可哀想かも。

ゼロどころか超マイナスからのリスタート。そこからロイドが誰にでも優しく親切にして信頼を回復していく姿はなかなか感動的で、やらかしてしまった人の再起に何が必要かを教えてくれる。

ロイドがカッコいいのは、アニメで追放されたケインが英雄になっていく途中で救うヒロインたちの命が危ないと気付いて行動に出たこと。危険だからといって大好きだったヒロインたちを見捨てることなんてできないぜ! ってことなのだ。

『追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 ~スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる~』

これからは悪事ではなく正義を貫いていこうとするロイドが、ヒロインたちを救い世界を救おうとする姿と、パーティに残ったケインの意外な変貌ぶりを見て、ヒーローに必要なのは強さだけではないということを教えられる。自分はヒーローとしてホンモノなのかそれとも虚像なのか。そう問いかけてみたくなるファンタジーだ。

文:タニグチリウイチ

ざっくり言うとこんな作品

1)ハマっていた異世界アニメで「役立たずを追放して復讐されるリーダー」に転生。殺されるのはイヤだと自分を追放する異常事態!

2)パーティを抜けてやり直そうと思ったけれど、覚醒前の傍若無人さが嫌われ誰も仲間になってくれないロイドの自業自得ぶり!

3)アニメとはストーリーが変わってしまった世界で、本来の主人公が救うはずだった少女たちを自分が救おうと動くロイドが優しい!

主要キャラ紹介

ロイド
破滅の運命に気付きパーティから自分を追放して再起を目指す。

『追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 ~スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる~』

リリナ
アニメでケインが助けて仲間にした少女だがロイドが救うことに。

『追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 ~スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる~』

アリシャ
エルフの族長の娘でロイドに救われ仲間となりケインたちと戦う。

ケイン
最強の支援魔法師でロイドに代わりパーティに残るが性格が激変。

作品情報
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    追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる

    著者: 荒井竜馬   イラスト: 匈歌ハトリ

    「俺追放!」から始まる新たな英雄譚!

    気がつくと大好きな追放系アニメでざまぁされる悪役パーティのリーダー、ロイドに転生していた。今まさに物語の主人公を追放しようというその時、このままではアニメの通りざまぁされて、死亡ルートに突入してしまう――そんな展開を防ぐために、自分を追放することにした。これで新たな冒険者人生をスタートできると思っていたが、ギルド中の嫌われ者のロイドとは誰もパーティを組んでくれない。これもロイドが人のスキルを奪う『スティール』を使って、散々嫌がらせをしてきたツケだろう。でもこのスキルって転生先としては大当たりなのでは? 悪役リーダーが主人公を追放せずに力を認めたらどうなるのか――これはそんなもしもの英雄譚。

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