帝国の第九皇子・紅運と
皇子の使い魔・狻猊『はぐれ皇子と破国の炎魔 ~龍久国継承戦~』より
龍久国では、強大な使い魔を従えた皇子達が政治から妖怪退治まで活躍していたが、第九皇子・紅運は、一人使い魔を持たぬあまりもの。しかし、皇帝の死を機に起きた宮廷の危機を救うため、最強の魔物の封印を解いてしまう!
目覚めた大魔は、一見ガラは悪いが、過去を教え、あれこれ助言をくれたりして……?
大量の死霊や妖怪を一度に焼き払い、獅子の姿で空を駆ける力を手に入れた紅運は、大魔の過去を知りつつ、相次ぐ凶事の発生に対処していく!
【2023年2月10日発売】
苦労人・エイスケと
その相棒・ハル『ヴィランズの王冠 ―あらゆる悪がひれ伏す異能―』より
心の欲望が異能として発現する街に、そこで横行する異能犯罪を取り締まる異能者組織――通称、悪役対策局(セイクリッド)があった。
普通の日常を愛するにも拘らず、図らずもその一員となったエイスケは、バディを組んだ先輩ハルの規格外ぶりに驚く。
彼が持つのは異能無効化の異能。その力で、街を裏で操る巨大マフィアのボスに喧嘩を売り、返す刀で放火殺人犯の根城に強襲!? 最強の相棒に振り回される日々だが、エイスケも自身の目的のため凶悪事件と対峙していくことに……!
【2023年3月10日発売】
祓魔部隊長・リーヒと
副官・ヨル『真紅公爵の怠惰な暗躍 ~妖精や魔術師対策よりもスイーツが大事~』より
「事件なんか知らない! お菓子ちょーだい、ヨル君!」
通常の軍部が扱えない、精霊や魔術が絡む事件を解決するイライザ特殊部隊。勤務中にお菓子をねだる気ままな少年隊長リーヒは、実は闇の世界の支配者”公爵”の仮の姿。人間の意識を簡単に操り、凶悪な獣人も一刀両断する危険人物だ。
隊長副官のヨルを始め、精霊と会話する魔女(男性)、狼獣人、テレパス少女、厭味神父と癖ありのメンツとともに、時に圧倒的暴力で、時に鮮やかな連携プレーで事件を解決する!
【2023年3月10日発売】
機械人形・フェイと
「女王の靴」副局長・ゼータ『「女王の靴」の新米配達人 しあわせを運ぶ機械人形』より
機械を食べるモンスターが蔓延る世界。
そんな世界で荷物を運ぶ民間企業『女王の靴(レギーナ・スカルペ)』に、元気が取り柄の見習いがやってきた。
その少年フェイの最終入職試験は、実際の配達に参加すること。
理知的だけど〈女王〉を狂愛する副局長ゼータと、「面倒っす」が口癖の局員二年目アキラと共に、フェイは謎の荷物を運ぶことになったのだが――。
これは風変わりなイケメンたちが集まる『女王の靴(レギーナ・スカルペ)』で働く男たちが、銃を片手に命がけで荷物を運ぶ物語。
そして泣くことを知らない少年が、涙を知るまでの物語。
【2023年4月10日発売】