株式会社KADOKAWA
エンタテインメントノベル局
コンテンツ推進室 室長
森井 巧
著者: 賀東招二
イラスト: なかじまゆか
『甘城ブリリアントパーク』はナルシストで“ぼっち”な主人公・可児江西也が転校生の美少女・千斗いすずから遊園地デートに誘われる(こめかみにマスケット銃を突きつけられながら)、ところから始まります。え? 誘われているというよりは、脅されてる? いえいえ、間違いなく美少女からのお誘いです! ……多分。しぶしぶ承知して向かった先はダメなデートスポットの代名詞として名高い遊園地・甘城ブリリアントパーク(通称:甘ブリ)。そこで西也はラティファという“本物”のお姫様に引き合わされ、潰れかけの遊園地を救うため奔走することになる、テーマパークリビルディングコメディなのです。一体どんな遊園地が理想の遊園地なのか……。この作品の編集担当だった僕は、フロリダ州にある某テーマパークへ著者の賀東招二さんと取材に行くことに。マスコットとの記念撮影の写真を会社に出張報告資料として提出したら、「何を遊んでるんだ!!」と怒られたのはいい思い出です(笑)。マスコットと一緒にしかめっ面で写真なんて撮れないっつーの! でも遊園地って、新しい発見や感動があったり、現実を忘れさせてくれる、そういう場所ですよね。「甘ブリ」を読み終えた頃には、皆さんにとっての夢や希望を感じてもらえたらいいなと思います。行きつけの焼き鳥屋でマスコット仲間たちとホッピーを飲みながら店員さんに見繕ってもらった焼き鳥を食べる……そんなおちゃめ(!?)な「甘ブリ」マスコット達にも注目! ※マスコットに中の人など存在しません。本当に。
森井 巧 (もりい たくみ)
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