葵せきな&深崎暮人の新作『あそびのかんけい』そのウラ側に迫る、独占スクープ!

葵せきな×深崎暮人によるドリームタッグの超新星ラブコメ『あそびのかんけい』について、両クリエイターと最も密にコミュニケーションを取っていた担当編集を直撃! ファンの気になるアレコレを色々と深掘りしてきちゃいました!!
『あそびのかんけい』について知りたい5つのコト
ズバリ、葵せきな×深崎暮人という
ドリームタッグが実現したきっかけは?
――私が『冴えない彼女の育てかた』を担当していた際、深崎さんが『ゲーマーズ!』のアニメをご覧になって「いつか葵せきなさんと一緒に仕事がしてみたい」と言っていたのを思い出し、お声掛けしたという流れになります。とはいえ大変お忙しい中、深崎さんがイラストを引き受けてくださったのは「葵さんの原稿がとても面白かったから」が理由なので、編集者冥利に尽きます。
ファン待望の新作について
いつ頃から動き始めていた?
――『あそびのかんけい』の1話原稿を受け取ったのは2024年2月上旬でした。元々『ゲーマーズ!』シリーズが完結したタイミングから新作については葵さんにずっと相談はしておりました。ただ葵さん自身が別の仕事でお忙しく、中々まとまった新作ライトノベルの執筆時間をとれず、ようやく時間が確保できるようになったため、満を持して動き出したという流れになります。
定期的に葵さんとは打ち合わせ(という名の主に漫画やゲームの雑談)はしていましたので「新作原稿を書いています」と聞いた時は、「ついに!」となり、『あそびのかんけい』の原稿が届いた時は担当編集者として、そしていちファンとしても興奮しました。何しろいつものことではあるのですが、どんな内容の原稿なのか私もまったく知りませんでしたから。
「ボドゲカフェ」が作品の舞台となった理由は?
――実はまだきちんと伺った記憶はなく、『生徒会の一存』シリーズでは“生徒会室”、『ゲーマーズ!』シリーズでは“ゲーム同好会”といったようにラブコメ作品では舞台となる箱庭を用意することが多いため、その流れの延長線というのと近年、葵さんがボードゲームにハマっている影響がきっかけとしては一番大きいかと思います。
『あそびのかんけい』のウラ側として
印象的なエピソードとは?
――葵さん自身は、キャラクターのビジュアルイメージや設定などをあまり細かく決め込まないのですが、それはつまり言い方を変えれば『余地を残している』ということになり、深崎さんにはその『余地』の部分であるビジュアルや演出部分の設定を存分に補完していただきました。その結果、作家とイラストレーターという二人のクリエイターがいるまさに、ライトノベルならではの創作過程を経た作品に仕上がったかと思います。具体例を一部挙げますと、クルマザのロゴを制作してエプロンにプリントするアイディアや、これはぜひ実際の本で確かめて欲しいのですが、本編最終ページの演出などは深崎さん発のアイディアになります。
読者に向けて、担当編集からの“ひとこと”
――「あそびのかんけい」は1巻の内容だけでも驚きと先が気になる展開が多く、ファンタジア文庫で葵せきなさんを担当していた歴が一番長い編集者として「本当に面白い!」と断言できる作品です。葵せきなさんのファンはもちろんのこと、深崎暮人さんのファンも深崎さんの『好き』が詰まったヒロインの小鳥遊みふるの可愛さに満足していただけると思います! 応援ぜひよろしくお願いいたします。
作品詳細はこちらから!
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あそびのかんけい
著者: 葵せきな イラスト: 深崎暮人
誰もが秘密を抱え、あそびのかんけいを続けるラブコメ、スタート!
高校を中退し、ボードゲームカフェ『クルマザ』で店長代理として働く生粋のボドゲオタク常盤孤太郎は、恋をしていた。
ボドゲ愛の欠片もない天敵のような女子高生ギャルバイト小鳥遊みふるに。想いに気付かない当人から進展を煽られるも――
「まずはサイコロを振らなきゃ、恋は始まらないぜ」
告白はありえない。なぜなら……みふるには超絶ラブラブなイケメン彼氏がいるのだから!
さらに孤太郎が想いを隠すため、みふるに伝えた嘘の好きな人――女流棋士の歌方月乃は、正体を隠して『クルマザ』に入り浸っている常連客で!?
誰もが秘密を抱え、あそびのかんけいを続けるラブコメ開幕

本棚からこの作品がなくなります。