読み直したい夢中になるライトノベル10作品

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2021年11月28日
まとめたユーザーはれ@記録 #d7ty7t
味読ができるまた読み直したいライトノベル10作品
「知ってはいるけど読んだことがない作品だ!」
「知らなかったけど面白そう!」
見てくれる方に向けてそんな視点で選んだ、また読み直したい作品です。
気になる作品があればうれしいです。
  • ここがオススメ!

    主に電撃で20年硬派よりの物語を執筆する作家の傑作。家族を根絶やしにした自国の将軍への復讐心を胸に秘め、剣奴隷にその身を落とそうとも死と隣り合わせの剣闘で生き抜いてきた主人公オルバが、和平のための婚礼を控えた皇子とすり替わる。すり替わりの事実を知る者はごく一部で、敵国の皇子がうつけ者と噂されていることを知る14歳のビリーナ王女は、慎ましく見えるよう努めつつ胸の内では自国が有利に働くよう皇子を躾けようとする勝気な姫君。戦場に立つ剣闘士として、片や陣頭指揮を執る皇子としての仮面をつけたオルバが、2つの立場や趨勢で変容する自己の中から真に為したいこと為すべきことを見出す読み応え抜群の戦記ラノベ。

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  • ここがオススメ!

    問題児が集まる寮生活で繰り広げられる創作×ラブコメを軸に、夢を追う感受性豊かな10代が迎える人生を左右する悲劇と喜劇を、登場するメイン級の人物の多くが直面し、喜びを分かち合い、共に苦汁を嘗め、時には寄り添おうとする言葉が刃となることを描く。凡人は天才に焦がれ、天才は意図せず周りを傷つけていく。立ちはだかる壁にもまれる苦悩と、それをひっくり返すほどの感動、生活力皆無のヒロインのましろと問題児たちが起こすドタバタなラブコメディが詰まったさくら荘での暮らし。そんな暮らしを登場人物たちが振り返った時「慌ただしくも最高の日々」と追懐するんだろうって思える作品。

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  • ここがオススメ!

    高校生で第1回スニーカー大賞金賞を受賞し今やSF、一般文芸で活躍する作者、冲方丁先生が「最後のライトノベル」と銘打ったシュピーゲルシリーズ。体が機械化した少女たちの壮大なバトルを描く本シリーズは、角川スニーカー文庫の「オイレンシュピーゲル」から始まり、次の富士見ファンタジア文庫の「スプライトシュピーゲル」の後、さきの2つのシリーズが合わさる「テスタメントシュピーゲル」へと続く大河ファンタジー。様々な背景で物語の奥行きにわくわくして、懸命に抗う少女たちの活躍を記号等を使った疾走感のある文体でぎっしりと綴るものだからとても重厚でかつ激しく、読者の心が荒波のように揺さぶられる濃厚な読書体験ができる。

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  • オリンポスの郵便ポスト

    オリンポスの郵便ポスト

    (著者)藻野 多摩夫/ (イラスト)いぬまち

    ここがオススメ!

    大災厄と内戦によって荒廃した火星の世界を舞台に、人々の思いをのせた手紙を届ける長距離郵便配達員のエリスが最期の死に場所を求めているロボットのクロの依頼を受け、共に都市伝説となっている超巨大火山の天辺にあるオリンポスの郵便ポストを目指して旅する物語。著者の物語が好きな思いが瑞々しい文体で濃く描かれていて、ページ数以上に内容がたくさん詰まっているかのような心躍らずにはいられないロードムービー作品。

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  • ここがオススメ!

    作者の解釈を出力したグリム童話をベースにして、具現化した神が見た悪夢が現実に禍々しく影響するホラーorメルヘンの物語。悪夢に蝕まれながらトラウマをトリガーにして武器として扱う様々な戦い方をする者たちと、悪夢でじわじわと犯される者たち。救いなく命を落とす様子、ぞっとするような肌感覚に訴える多彩なホラー表現に魅了されて、覚悟して臨まないといけないのに登場人物たちと同じく感傷に浸りにいくかのような、取りつかれてしまうシリーズ。

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  • 雨の日のアイリス

    雨の日のアイリス

    (著者)松山剛/ (イラスト)ヒラサト

    ここがオススメ!

    この物語で伝わってくる「破壊と再生」に打ちひしがれ、夢中で読み、感涙までもっていくストーリー性と根底にある優しさが印象深い。

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  • ここがオススメ!

    IT業界未経験の主人公が新卒でネットワークのシステムインテグレーター企業に入社して、ドライバーをもって労災レベルでパワハラしてくる年齢不詳の技術的に凄腕の上司の下、社長から回された無理難題な案件をなんとかこなして急成長する様子を描く業界もののライトノベル。IT業界出身の元SEの作者の知見が生かされたシリーズで、IT業界をリアルに残酷にコミカルに描いている。案件の上流工程から下流工程までの様々な役割を苦難を乗り越えて経験して成長する主人公の姿に励まされ、「エンジニアに求められる資質」を楽しく物語を追いかけながら学べる熱いガチのお仕事もの。

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  • 神様のメモ帳

    神様のメモ帳

    (著者)杉井光/ (イラスト)岸田メル

    ここがオススメ!

    人生とはただ漫然と過ぎていくものだろうと思っていた高校生の主人公が、ヒロインのアリスを筆頭にしたニート探偵事務所に協力するニートたちと出会い、色々とグレーゾーンで振り回されつつも、ここぞという時に協力して果敢に動く姿が印象的。印象に残るたとえの上手さが噛み合って、その結末にある救いや苦みが余韻として長く尾を引いていく最たるシリーズが「神様のメモ帳」だった。掘り起こした埋没した言葉を、アリスが傷つきながら求める人に届けるために「一部真実を変えた物語」とすることに魅入られる。

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  • ここがオススメ!

    異界の煉獄にある毒気を万物にかえる煉述師が必要な時に毒気に干渉するのに対して表紙の王女は、生まれつき煉獄とつながる扉をその身に宿し周囲の生命を蝕んで殺してしまうことから地下に幽閉されていた。そんな王女に毒気に耐性をもつ少年が侍り、友だちになることから始まるダークファンタジー。
    興味の惹かせ方が上手いのでぎっしりつまった文章を楽しく読める分、深く作品の世界に浸ることができる。国に忍び寄る魔の手を迎え撃ちながら少年とともに外の世界を知っていく王女との主従関係が微笑ましく、ダークな世界観だけに輝かしい。

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  • ここがオススメ!

    タイトルとそのポップなロゴデザイン、本の帯でさえかわいらしいフォントを採用しているのとは裏腹に、読ませる文章が詰まった濃厚で硬派よりの筆致で描く。災厄をもたらそうとした国を滅ぼして平定したつもりだった英雄の1人である主人公が、その国での不穏な動きを「ちょっと」確認のつもりで赴いたところ「ちょっと」どころではなくなり滅ぼした張本人がかつての敵地で正体を隠しながら武勲を立てていく戦後のファンタジー作品。前の味方が今日の敵。逆も然り。手を差し伸べてしまう心情、心が揺らめく情景やその背景をぐんぐん読み進められる味わい深い文章で綴ってくれるので毎ページぎっしりつまった文章にわくわくして深く没入できる。

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