
このコスプレお姉さんは、僕専用らしい
僕の下にやってきたのは、着るのも脱ぐのも全力な彼女でした
衣太
(著者)
/
ハム
(イラスト)
シリーズ:このコスプレお姉さんは、僕専用らしい(富士見ファンタジア文庫)
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あらすじ紹介
「男の子はみんなえっちなお姉さんが好きなものでしょ!?」
「偏見です」「ねぇもうちょっと興味ないの!?」
工作部の男子高校生・東浦りくは脱ぎたがりの先輩と出会う。
彼女・三好ひよりは胸が大きくて、コスプレイヤーで、さらに過度な露出が趣味だった!?
りくの衣装作りの技術に惹かれた彼女は自分専用の衣装を作ってほしいと迫ってきたのだ。
りくは当初は断っていたが、着ることにも脱ぐことにも全力な彼女の姿に触れていくうちに、
衣装を作り始め、そのためにひよりと同じ部屋で暮らすことにもなり
――って、採寸してんだからまっすぐ立て。勝手にえっちなポーズを取らないでください。
みんなからのレビュー
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よっち
25定時制高校に通う21歳の元引きこもりコスプレイヤー三好ひより。文化祭で展示されていた武器の造形に惹かれて、作者の高校生・東浦りくに接近する青春ラブコメ。りくを見つけ出して自分専用の衣装を作ってほしいと迫るひより。最初は断っていたものの、エロコスが親にバレて家を追い出された彼女を姉が家に連れてきたことで、なし崩しで始まった3人の同居生活。姉のブラコンっぷりも気になるところですが、ひよりのバグっている距離感にドキドキさせられながら、孤独に我流でやってきた彼女につい手を貸してしまう関係がなかなか良かったですね。 続きを読む…
ネタバレあり
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芳樹
24裸族の姉によって鍛えられ女性の裸に慣れている「ショタ造形師」の東浦りくと、コミケ会場で助けられ彼にガチ恋した「すぐ脱ぐ露出系コスプレお姉さん」三好ひよりによるラブコメ。同月別レーベルで同じコスプレものラブコメを出版した衣太氏の作品ですが、全く異なる方向性でこちらも楽しく読みました。姉の教育(?)で女性の裸に慣れていると思いきや、「気になる女性のそれは別」である、と気が付いたりくの挙動不審さが面白いし、「脱ぐこと」は平気にみえながら、りくに対しては恥じらうひよりが実に可愛らしい。続編があれば嬉しい限りです。 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
14この作者のドライな女性視点が良いですね。基本的に性欲一辺倒の男に嫌悪感を感じていて、人間不信の生きづらい人生のヒロイン。そんな彼女が顔で好きになった少年は自分以上に不幸な生活をしながら、誰かにより掛かろうとしない気丈な自立心がある子だった。 姉もそうとう自立心と言うか反骨心があるが、根本は弟への母性。個人的にはこんなお姉さん&姉は怖いが、ギリギリ家族愛という範疇にすれば良いホームドラマになるのではないでしょうか。(1/2) 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
13とある工業高校の定時制に通う、露出計コスプレイヤーの女性が、類まれなる造形師な少年に出会い始まる物語。―――独特の距離感バグらせて、その真っ直ぐさが救いとなる? コスプレを仕事、収入源とする新たな一面を深堀していく中で、距離感をバグらせてぐいぐいくる女性に振り回され、気が付けば灰色な青春が変わっていく、仄かな甘さと切なさに溢れた作品である。始まったばかりの共同生活、気が付けば傍に居るのが当たり前になっていく中、明かされていくのは互いの歪み。歪みを抱え、どこを目指していくのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
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椎名
11「あの子は可愛い男の子。」と同作者。同じラブコメ、同じコスプレという題材だが別レーベルということもあってか切り口がまた違って面白い。コスプレ聞くと当然服やウィッグ等の着衣での表現をイメージするが、同じコスプレイヤーでもそれらを脱ぐことでフォロワーを稼ぎ、ROMを売り、収入を得ている層が存在する。それらを二次元に落とし込みエロコメにしようというのは非常に新鮮で面白い。コスプレ部分は何ならあの子は〜よりかなり詳しく書かれていたのも良かった。そもそも主人公が造形師という時点で、造形師って何?となる人が多そうだ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/06/20
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定価836円(本体760円+税)
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ISBN9784040758992