
あらすじ紹介
同期社員でありながら住んでいるマンションが同じであることが発覚して以来、俺と秋津ひよりは半同棲のような生活を続けている。ご飯を一緒に食べるだけの仲であり男女の関係はない……はずだったのだが、もうそろそろ自分の気持ちを誤魔化すのも限界だと思う。
仕事から帰るのが遅くなった日でも、あの食欲モンスターと軽口を叩き合いながら一緒にご飯を食べるときは、いつも心が穏やかで。
かけがえのない瞬間をこれからも日常にしたくて。くだらなくも愛おしい毎日と、それを確かにしてくれる彼女を離したくなくて。
「なぁやっぱり好きだわ。ひより」
これは、同期社員たちの宿した恋心が確かに色づき始める話。
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みんなからのレビュー
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芳樹
25ごはんを食べる「だけ」の日常からステップアップして、約束されたハッピーエンドまで語られる今回。しかもこの第2巻だけで二度のハッピーエンドが読める幸せ。働いてご飯を食べて遊びに出かけて。そんなありふれた日常が色彩豊かに描かれた最高の純愛物語でした。次回作にもおおいに期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
25同期社員で住んでいるマンションも同じことが発覚し、半同棲のような生活を続ける鹿見有と秋津ひより。彼らのの宿した恋心が確かに色づき始める第2弾。ひよりと一緒に初詣に行ったり、ご飯を食べたり、彼女の策略で主張に駆り出されたりといったかけがえのない出来事を積み重ねていく中で、鹿見が改めて自覚していく想い。一方で結婚式で元恋人に出会ったり、後輩とお出かけすることもあったりで、鹿見が地味にモテる様子も描かれていましたけど、ブレずにしっかりと答えを出して一緒に前に進み始めた2人の距離感がとてもいい感じで素敵でしたね。 続きを読む…
ネタバレあり
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和尚
23こういうのが良いんですという2巻。 とても面白かった。付き合ってないんだけど付き合ってるみたいな時の空気って、凄い楽しいですよね、その空気感と甘さを味わえて心地よい読み心地の作品でした。 それぞれにちゃんとけじめを言葉にする主人公は好きですし、甘さも展開も締めも好みで、楽しい物語でした。 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
12有とひより、半同棲生活を続ける中でゆっくりと自然に次の関係へ踏み出していく今巻。―――何もなくとも幸せだから、その関係を永遠に。 ひよりに恋をするからこそ、自分に向けられたフラグを丁寧に折り。大人だからこそ、劇的なイベントはなくともごく当たり前に。そんな二人が正式に付き合いだしその先までステップアップしていく巻であり、温かくも万感の思い駆け抜ける巻である。特別な事はなくともこれでいい、二人でいることが特別なのだから。きっとこの先も二人は何だかんだ幸せにやっていくのだろう。 うん、面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり
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りざーどん
12最高でした!やっぱ読むならハピエンですよ!ほんとに読むと幸せになれる。実家(になる予定)のねこ様、()とれましたね。大きなイベントが起きるわけでも無く、社会人として働く日常のなか同じ時間を過ごしていく2人の様子が尊い。ぐいぐいいく秋津さんの大勝利。1巻のとき気付いて無かったんですが女性陣の3人が春、夏、秋やん。春海さんと夏芽さんの告白をきっかけに自分の気持ちと向き合い、秋津さんに告白する展開が丁寧でしたね。要所々々で挟まる秋津さん視点が有くん大好きすぎてニヤけて読んでました。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/03/07
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定価880円(本体800円+税)
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ISBN9784049162974