あらすじ紹介
辺境の最強夫婦が国際問題も解決!?
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。
元気いっぱいな息子ソーリスに手を焼きつつも領主夫人の仕事もしっかりこなし、充実した日々を過ごしていた。
そんな中、隣国ポルピスタンの王子バレンが屋敷を訪れる。
ラトリーチェの子供の成長を祝うためやってきたバレンだったが、マイザーンの侵攻など悩み事が多いのか少し疲れている様子。
マイザーンの侵攻はポルピスタンの隣にあるスートレナにも影響があり助力を求められるが、ナゼルバートは手いっぱいだと介入しないことを決める。
その後、バレンとともに王都へ向かうアニエスたち。
すると道中、思いつめた様子のケリーから望まないお見合い話を持ち込まれていると相談される。
大事な侍女のためアニエスは王都近くにあるケリーの実家へ向かうのだが、見合い話を持ち込んできたのがマイザーンとの取引で台頭してきた商会だと発覚し――?
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nishiyan
10脱走したロビンが引き起こした騒動が解決して再び、平穏な日々を過ごすアニエス。屋敷を訪れたバレン殿下から隣国マイザーンとのいざこざを耳にして…という本巻。ケリーに降りかかった見合い話もあって、マイザーンとポルピスタンの戦争に巻き込まれるアニエスとナゼル。デフィの活躍だけでなく、島流し中のデービアまで駆り出されての夫妻の介入劇は、かの国の王弟リバージュの力を以てしてもなすすべなく…(笑)。彼の処遇と今後がどうなるかも気になるところだが、アニエスの第二子懐妊という嬉しい話題でのラスト。次巻が楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/10/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784824009760