みんなからのレビュー

• よっち

  2024/05/02

  27

  ゲームに登場するアルデア領主の悪役貴族ローグに転生した主人公が、数年後に勇者もしくは魔王に殺される未来を変えるべく誰にも侵略されない最強中立国の建国を目指すファンタジー。執事フリードや海軍大将レイナ、商人カクタの力を借りながらアルデア領の改革に手をつける一方、魔王国と交流を深めて貿易で外貨を稼ごうとするローグが国王に疑われ、弁明に向かった先で出会った王女ミレーネ。魔族国への侵攻を企てていた王国に対して魔王と結び反旗を翻すストーリーはテンポも良かったですけど、勇者側のフラグにどう対処するか続巻に期待ですね。 続きを読む…

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• のれん

  2024/05/01

  16

  敵に包囲されるのを回避しようとして、結局敵を作り自分が殺された構図をそのまま作ってしまう所に魅力を感じる。 ゲーム世界に転生して内政するという本筋は聞いたことある感じだが、簡略化した永世中立のために内政部分に尺を割いている部分は素直に褒められるところ。 サクサク進みすぎ＆今作の魔法技術水準が分からないのがきになるが、物語の起伏が感じれたので良かった。 作者の前作がそこそこ気に入っていたのだが、まったく違うジャンル＆キャラ像で書けているのも面白い。新進気鋭というべきだろうか。 続きを読む…

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• 真白優樹

  2024/05/02

  13

  かつてプレイしたゲームの、勇者か魔王に殺される悪役領主に転生してしまい、生き延びるために中立国家を作ろうとするお話。―――戦わぬ為の戦い、必要なのは圧倒的な力。誰にも攻められぬ中立国家を作るためにまずは荒れ果てた領内を立て直し、魔王の国との交易へ踏み出していく物語であり、経営、運営の視点が多めなそう言った面白さが出ている物語である。まずは魔族側のフラグを折り、だけど勇者側のフラグはまだ折れず。果たしてまだまだ課題は山積みな中、悪役領主として生き残ることは出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

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• リク@ぼっち党員

  2024/05/05

  7

  頭を打ったことで前世日本の記憶を取り戻した悪役ボンクラ貴族が、討たれる未来を回避するために現代の知識を駆使して最強の国家をつくる。胡椒とかで知識無双する作品も久しぶりに読んだ気がするな。冷凍魔法あるならそこまで価値ない気もするが。主人公の強みは知識よりも、人脈に恵まれる固有スキル何じゃないか？というくらい周りに有能な人物が集まるのはある種のカリスマか？ ヒロインのキャラも立っていたと思うので、陣営を固めていく中でどういう立場を与えて活躍させていくのか。 続きを読む…

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• 尚侍

  2024/05/15

  6

  とっても面白かった。この手の作品としてはいい意味で話の展開が軽く、領地経営物をあまり読み慣れていないという方でも手に取りやすい点は評価したいですね。経済の活性化ということのごく基礎的なところを描き出しているのも良く、学生時代にこういう作品を読んでおくとその先の難しい話になっても取り組みやすいのではないかなと思いました。ただ、個人的にはもう少し重めの展開の方が好きなので、話の面白さとは別に初巻だけで満足できる内容でした。 続きを読む…

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