現実でラブコメできないとだれが決めた? 3
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現実でラブコメできないとだれが決めた? 3

耕平はあるラブコメを画策していた。それは日野春先輩の推薦人として“生徒会選挙イベント”を実現すること!だが、先輩は選挙に出馬しないつもりらしく!?さまざまな思惑が交差する『実現する』ラブコメ第三弾!
初鹿野創 (著) / 椎名 くろ (イラスト)
シリーズ:現実でラブコメできないとだれが決めた?(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

第三章 生徒会長ヒロインを確立せよ!

7月初旬、耕平はとあるラブコメを画策していた。
それは、日野春幸先輩の推薦人として“生徒会選挙イベント”を実現すること!
庶務・会計監査を務める彼女なら、必ず立候補するはず。
選挙を通じて、育まれていくヒロインとの関係。密かに芽生える恋心・・・・・・。
そんな妄想を胸に意気込む耕平だが、先輩は選挙に出馬しないつもりらしい!?
あの手この手を尽くすが、なかなか意志は固いよう。すると、その様子を見た鳥沢から、ある頼み事を持ちかけられる--。
さまざまな思惑が交差する、『実現する』ラブコメ第三弾!

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みんなからのレビュー

  • 芳樹

    生徒会長選”イベント”開催。ずっと注目していた日野春幸先輩を会長ヒロインとするため奮闘する耕平たちです。『出る杭は打たれる』ということわざがありますが、周りの声に打たれた杭は、自分の本当の気持ちを押し込め埋まったままで良いのか。それとも自分を貫いて突き出る方が良いのか…。耕平、幸、そして清里の思惑が激しく交錯する今回は波乱の展開でした。突きつけられた厳しい現実は、耕平たちをどう動かしていくのか。続きが大いに気になります。 続きを読む…

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  • よっち

    7月初旬、幸先輩の推薦人として生徒会選挙イベントを画策する耕平。選挙を通じて育まれていくヒロインとの関係に意気込むものの、その肝心の先輩が選挙に出馬しないことを知る第三弾。出馬を固辞するらしさを失った幸先輩、そして代わりに出馬を表明した塩崎先輩が抱く思い。あの手この手を尽くして先輩を翻意させようとアプローチする耕平の秘策。その理想に邁進し続ける熱い姿に期待したくなる一方で、突きつけられた現実は思っていた以上に前途多難で、清里や上野原たちの動向も気になりつつ、ここからどうひっくり返してみせるのか楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ランドセル太郎

    何かを本気でする人ってかっこよくないですか?音楽だったり勉強だったり、ゲームだったりと、何かを極めて夢中になれる人。さらにそこから他人に布教して巻き込める人。それで人から魅了される人。マジで素敵だと思います。今巻では日野春先輩や委員長が主に当てはまっていて、日野春先輩に至っては、他人の目を気にする間もなく自分が楽しいと思ったことをしていた、なんて言うものですから、こんな人が周りにいてくれたらなぁ、なんて感じました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • オセロ

    日野陽幸先輩の選挙活動を通じて耕平が新たなラブコメ計画に妄想を膨らませていたたところ、幸先輩が立候補しないことを知り焦る耕平。幸先輩が立候補しない理由を模索するうちに見えてくる“普通”という考え方。そんな“普通”の考え方じゃない耕平が幸先輩に青臭くぶつける場面はグッとくるものがありました。 そして幸先輩がヒロイン候補に浮上する一方で綾乃が抱える悩みと清里さんなりに思いがあって。その一方で後日談はヤバすぎる。早くも耕平の計画に暗雲が立ち込めてきそうですが、耕平が現実にどうぶつけっていくのか楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わゆ

    生徒会の2年生、日野春幸メイン会。物語は日野春先輩を生徒会会長に立候補させることが主題。ここに至るまでの主人公の計画と、周囲の人物の巻き込み、そして説得の熱さがたまらない。その中で暗躍するメインヒロインと思い悩む“共犯者”ヒロインも面白い。そんな王道展開で締まると思いきや、物語が全く思いもしない帰着点を見せてくる。ゾッとしたし、ザラザラとした読後感なのだが、話が全く頭から離れない。そして確かに「ありえる」流れなのだ。王道ラブコメの文脈をふんだんに使ったからこその、この「裏切り」なのだ。素晴らしく面白い。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/05/18
  • 定価
    759円(本体690円+税)
  • ISBN
    9784094530063

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