あの日、神様に願ったことは kiss of the orange prince 1
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あの日、神様に願ったことは kiss of the orange prince 1

これは、一年に一度、願いが叶う町を舞台に繰り広げられる青春ストーリー!
葉月 文 (著者) / フライ (イラスト)
シリーズ:あの日、神様に願ったことは(電撃文庫)

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あらすじ紹介

宿星市にだけ咲く、世界で一番美しい奇跡の花“ミラクーティア”。
 その花には、一年に一度、白い神様に対価を捧げることでどんな願いでも叶えてもらえるという“星の幸魂”と呼ばれる言い伝えがある。
 しかし、十七歳の誕生日に風祭叶羽が出会った先輩、逢見燈華に神様が課したものは、対価ではなく一つの試練だった。
 あの日、彼女がどうしても叶えたいと神様に願ったことは。そして、試練を乗り越えた先で二人を待っていた、色鮮やかに咲き誇る奇跡とは――
 一年に一度、願いが叶う町を舞台に繰り広げられる、彼と“彼女たち”の優しくて少し痛い青春ストーリー、開幕。

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 綾乃
    綾乃
    主人公とヒロインの友達以上で恋人未満な関係が素敵なの!

    カメラを手に、いろんな場所へ行く二人。
    手を繋いで街の写真を撮影するところなんかキュンとしちゃった!
    本人たちは否定してるけど、傍から見るとラブラブなんだよね!

    でもね、そんなつかず離れずな感じがいいの!
    私が神様だったら、二人には絶対ハッピーエンドを用意するよ!
  • つむぎ
    つむぎ
    奇跡を願った少女たちが、主人公とともに試練を乗り越えていく学園青春ドラマです。
    切ない一週間のラブストーリー『Hello,Hello and Hello』で電撃小説大賞《金賞》を受賞された葉月文さんが描く、儚く美しい世界観に引き込まれます。

    「流星」「涙」「花」をモチーフにしており、所々に色を散りばめた文章がとても綺麗で、読んでいると万華鏡のようにいくつも色が浮かんでくるんです。

    けれどその分、世界がモノクロに見えるヒロインが、願いを叶えるために『ヒカリ』を探そうとする姿が心に残るんですよね。
    やさしくてぐっとくる作品です。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ami*15

    「ヒカリ」という名前の世界の美しさを見つけ出すような物語。周りにありふれている綺麗な景色、登場人物の喜怒哀楽から沢山の「ヒカリ」を感じることができました。私も叶羽と燈華が見つけたヒカリをもっと日常の中から気付けるようになりたい。日常に溢れる様々な形のヒカリに気付けるようになれば今以上に世界は素晴らしく見えるのかもしれないと思った。2人が見つけたヒカリから燈華の世界が色付いたり、叶羽の姉の本当の想いに気付いたりする様子がとても煌めいて見えました。燈華以外のヒロインが今後どう描かれるか期待です。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりも

    世界で一番美しい奇跡の花"ミラクーティア"。対価を捧げれば願いが叶うと言われるその花に願いを込めた少女と少年の物語ここに開幕。主人公は大切な姉を失い、カメラを辞めた少年。ヒロインは世界から色を失う試練を課せられた少女。本作はそんな二人が不器用で優しい心のやり取りを魅せてくれる。二人の交流から伝わってくる何気ない日常生活の風景の中にあるヒカリと彩の美しさ。色の無いモノクロ写真を題材にしたからこそ、その美しさが余計心に沁みる。どうやらシリーズモノみたいだが、次はどんな形で我々の心を打つのだろう。続刊に期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    一年に一度、願いが叶う宿星市に住む風祭叶羽が、十七歳の誕生日に出会った先輩・逢見燈華。願いを叶えるために星の幸魂の試練を課された燈華と、姉を喪い傷心を抱える叶羽の優しくて少し痛い奇跡の青春小説。病床にあった姉との悔いの残る別れから、写真を撮ることを止めてしまった叶羽が、人知れず試練を抱えていた燈華と出会い、振り回されながらも惹かれていく展開で、登場人物たちの不器用で甘酸っぱい想い、そして絶望を救おうと奔走する真摯で一途な想いがもたらした奇跡はとても素晴らしかったです。続巻も気になる期待の新シリーズですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 稲荷

    凄くよかった。恋愛モノだと思ってたけど、シスコン主人公ってのもこの作品の魅力だったように感じる。このまま完結でも十分満足できるけど次巻もあるようなので読みます! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 芳樹

    【再読】2巻を読む前にもう一度。亡くなった姉からの最後の一言が呪いのように己を縛っている主人公の風祭叶羽と、やはり過去の不幸な出来事が自分を束縛する鎖となっているヒロインの逢見燈華。2人が出会うとき、奇跡が起こる…。とても良いボーイ・ミーツ・ガール。今回は燈華を中心とする物語でしたが、特にラストシーンをみると人物や設定紹介も兼ねているようですね。白乃と彩羽が今後どのように物語に絡んでくるのか楽しみです。さて、2巻を読もう。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2019/03/09
  • 定価
    693円(本体630円+税)
  • ISBN
    9784049121995

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