HOT!キミラノのイチオシ!
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もし永遠の音があるとしたら、それは君の形をしている。
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綾乃”未来が視える”未幸ちゃんが、一輝くんを前向きに明るく支えるよ
身内の事故死をきっかけに生きている意味を失ってしまった一輝くん。電車に身を投げようとしたところ、未幸ちゃんという子に止められたんだ。実は未来予知ができる彼女は、一輝くんの哀しい選択を予知していたの!
一輝くんが「生きたい」と思えるようにさせてみせる。彼女はそう言って、期限付きの共同生活を持ちかけるの。始めは乗り気じゃなかった一輝くんだけど、未幸ちゃんの本気の思いを受け止めて、その提案に乗ることにしたんだ。
一輝くんは体質のこともあって、外出が苦手。そこで、未幸ちゃんは彼に外の環境に慣れてもらおうと動物園やカラオケに誘ってくれるんだよ。一輝くんに楽しい経験をしてもらおうと一生懸命がんばるんだけど、なかなか彼の生きづらさは変わらない…。突然トラウマを思い出したり、世界から嫌われてるっていう負の感情がこみあげてきてしまうの。
でも、未幸ちゃんは諦めないんだよ! 一輝くんがいくら拒絶しても「生きて欲しい」という思いを真正面からぶつけていくの。生きることにどこまでも前向きな未幸ちゃんの行動が、一輝くんの背中を押してくれたんだ。未幸ちゃんが送り続ける生のメッセージが、どこまでも優しく響いてくる物語なの!
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自分を犠牲に仲間たちを救ったら――みんなの感情(おもい)が重すぎる!?
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レオン切なくて痛いのに読んでてなぜか気持ちよくなってしまう...!
ダークファンタジー漫画の世界に転生したウォルカはある時、強大な力を持つモンスターに襲われる。パーティの危機に覚醒するウォルカだけど、敵を倒す代償に片目と片足を失ってしまうんだ。
異世界に転生した時から、理想の抜刀術を実現することを夢見ていたウォルカ。独学で抜刀術を極めようとした彼は、祖父の半ば虐待のような修行に耐え、ついに理想とする技を実現したのさ。それだけに、その技が永遠に失われてしまった絶望は計り知れないよね…。
その絶望はウォルカだけでなく、仲間たちをより強く蝕んでいくんだ。かつては、彼に純粋な好意やあこがれを向けていたヒロインたち。けれど「もしあの時、依頼を受けていなかったら」、「もし罠に引っかかっていなければ」って…。後悔と自責の念から、不自由になった彼をかいがいしく世話をするんだけど、時折フラッシュバックに襲われ、取り乱してしまうんだ。パーティ病み堕ちエンドを認めないと決意するウォルカだけど、仲間に重すぎる感情を向けられ、そのたびに胃が重くなってしまうんだよね…。
見ていられないと思いながら目が離せなくなる本作は、登場人物たちの激重感情が好きな人にはたまらないハズさ。
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育ての親を失い、貧民窟で死にかけていた五歳の孤児のウィル。そんな彼を見つけたのは、王国最強の《激獣傭兵団》の一人、ベゴニアだったんス。悲惨な状態でも「生きたい」という強い意志を持ち続けるウィルを見込んで、ベゴニアは《激獣傭兵団》の仲間に引き入れるんスよ。
《激獣傭兵団》は国最強の傭兵団。その実力は一国まるごとを相手に対等に戦争ができるほどなんス! 拾ってくれたベゴニアをはじめとして、最強クラスのフェンリルをやすやす召喚するエルフのシルクや、圧倒的な身体能力と魔力量を誇る獅子獣人の団長など、天才揃いの《激獣傭兵団》の団員たち。彼らの教育を受けて、もやしっ子だったウィルが強くなっていくのが爽快なんスよね~。
しかもウィルは団員を唸らせるほどずば抜けた魔力の持ち主だったんス。潜在能力だけで言えば、なんと《激獣傭兵団》の団長クラス。ベゴニアの身体強化やシルクの召喚魔法のように、団員それぞれの得意技をウィルはまるでスポンジのように吸収していくんス!
孤児だったウィルが最強の傭兵団に入団して、最底辺からぐんぐん駆け上がる展開は、まさに王道成り上がりファンタジー! 激アツな物語ッスよ!