第三章 ベイルブルグ軍港奪還戦①

「ほら泣かない泣かない。このお兄さん嫌みっぽくて上から目線でだけど、ただのツンデレで難しいこと考えられないからたてに便利よ!」

「オイ、本気でり捨てるぞ、そこの男女」

はちの巣にしてやるからそこ座れ」

「ほぉ、手をしばられたこの状況でどうやってだ?」

「それはてめぇも同じだろうが、このせんとうきよう

 六年後と同じようにけんを始めたふたりに、ジルはあきれる。喜びをみしめている場合ではないと、顔をあげた。

 今のふたりは部下ではないから、命令はできない。だが、スフィアがさっきから脅えてこうちよくしている。

「やめてください、ふたりとも。スフィア様が脅えています」

「フン、それがどうした。ガキはだまって──」

 すっと立ちあがったジルは、自分の両手首にはめられたてつかせをその場で引きちぎった。

 しんとその場にせいじやくが満ちる。

「まずおたがいの情報をすりあわせましょう」

「おい待て、すずしい顔で何をやったお前!? 手品じゃないだろうな!?」

「……りよくを持ってるのね、あなた。ってことはクレイトス王国からきたのかしら?」

 冷静なカミラに、ジルは正直にうなずく。

 ラーヴェていこくで魔力を持つ人間はそう多くない。逆説的に魔力を持った人間はクレイトス王国出身が多い、ということになる。

「おい……ってことはこのガキ、例の」

「あなたたちは、北方師団に勤めている兵士であっていますか?」

 ジークとカミラ、そしてまだ目を回している見張りの兵士の制服を見て、ジルはかくにんする。

「そうよ、なりすましじゃなく本当の兵士。このさわぎ、北方師団もやばいやつよねェ……あなた、今どういう状況かわかる?」

「敵は北方師団の兵士になりすましてせんにゆう、軍港をせんきよし、ベイルこうしやく家のスフィアおじようさまひとじちにしたところまでわかっています。そうですよね、スフィア様」

「は、はい。あ、私、スフィア・デ・ベイルと申します……」

 ジルに確認を求められ、スフィアが頭を軽くさげる。カミラがジルを見て笑った。

「ちっちゃいけどしっかりしてるじゃない。でも、アタシたち北方師団をきらってるベイル侯爵のお嬢様が、北方師団が警備する軍港でてきしゆうに巻きこまれて人質ね。あらやだ、んでる」

「つ、詰むって。これは、クレイトスからきた女の子の手引きだって……」

「そこからあやしいだろうが。ぞくを手引きしたっていうガキを賊がさがしてるんだぞ。そこの見張りの話を信じるなら、だがな」

「ど、どういうことですか」

「う……」

 スフィアの疑問に答える前に、ゆかに転がったままの見張りの兵士が身じろぎする。目をさましたらしい。

「ここ……は……はっ、あの女の子はどこに!? どうして上着だけになって!?」

「あらいいタイミングで起きたじゃない。見張りクン、アタシたちのこと覚えてる?」

「あ……はあ、あなた方は騒ぎを聞きつけて、助けにきてくれた……」

 見張りに顔を見られないよう、ジルはそっとスフィアのとなりに移動した。

「あの……つまり、どういうことですか? 私達をここに閉じこめた賊達が、手引きした女の子をさがしてる……?」

「起こり得る結果を考えれば簡単よ。しゆうげき者はまず北方師団になりすまして入りこみ、ベイル侯爵のお嬢さんを人質にとって、軍港に立てこもった。きっとベイル侯爵家の私軍が動くでしょうね。ここまではお嬢様でも戦闘狂でもわかるわね?」

「余計な一言をつけないと説明できない病気か、お前は」

「で、見事ベイル侯爵の私軍が賊をち取ったら? 役立たずの北方師団は価値なしと判断されて、ベイルブルグから引きあげることになる。しかもこうてい陛下の連れてきた子どもが手引きしたなら、北方師団の失態もあわせて陛下の大失点よ。こうしやくれいじようが死んだ日には、しばらくはベイル侯爵の天下になるかもね」

 さっとスフィアが顔色をなくした。ジークがそれを鼻で笑う。

むすめは尊いせいか。お貴族様が考えそうなことだ。……胸くそ悪い」

「同感。でもそれが侯爵の立派な働きによるものならまだいいのよ。問題はそこじゃない。アタシたちが見張りクンの悲鳴を聞いてけつけたとき、なんきん部屋の中にみつていの女の子はいなかった。敵もおおあわてで、見張りクンに女の子はどこだってたずねてる有様だった。そうよね?」

「は、はい。敵は私にいったいどこへ行ったのかと何度も尋ねて……ですが私もさっぱり、気づいたらこの状態で」

 ジルの上着をひろげて、見張りの兵士が首をかしげる。カミラがかたをすくめた。

「つまり女の子の手引きは敵のうそなんでしょ。でも、女の子が手引きしたと噓をついても賊になんの得もない。つまり賊のうしろにだれか指示をした人間がいる。なら誰が賊を手引きしたのかしら。この場面で、最後に得をすることになっているのは……?」

「お父様……」

 呆然とスフィアがつぶやく。ジークが「言い方」とくつの先でカミラをいたが、カミラは意味深に笑うだけだ。見張りの兵士が、何度かまばたいて確認する。

「では、我が北方師団も利用されたということですか?」

「今日はやたら警備がうすだった。つまり、貴族のぼつちゃん方は買収されたんだろうよ。残ってるのは後ろだてのない平民組ばかり。内部から見れば、あからさまにてきだ」

「今は例の女の子が見つからないって騒ぎで、アタシらみたいにつかまるだけですんでるかもしれないけど、いずれそっちも殺されるでしょうね。生かしておく理由、ないものねー」

 ジークとカミラの言に見張りの兵士はうなだれる。どっかりと座りこんで、ジークが声をあげる。

「ベイル侯爵の軍がきたどさくさで国外とうぼうでもするしかないな」

「こ、皇帝陛下に事実を申しあげればいいのでは!?」

「無理よ。見張りクン、こんなびんぼうくじ引いたってことはあんたもアタシたちと同じ平民組でしょ? 誰が聞いてくれるの。北方師団の死体に参加するだけよ」

「わ……私が、聞きます」

 スフィアの言に、ジークとカミラが静かな目を向けた。それは貴族という特権階級に対する疑いのまなしだ。人のよさそうな見張りの兵士でさえ、不安げにしている。

「だから助けろってなら無理な話だ、お嬢様。このじようきようじゃ俺達も生き残るのにいつぱいでね」

「そ、そうではありません。みなさんは、どこかにかくれてください。こ、国内がだめなら国外でもいいです。わ……私は、そう、皇帝陛下のお茶友達ですから」

 目を丸くする三人に、つっかえつっかえ、スフィアが説明する。

「私はそう簡単には殺されないはずです。密偵の女の子が見つからないならなおさら、がいしやである私の証言が必要でしょう。どうにかして、事実を皇帝陛下に伝えます。陛下はこんなこと、捨て置く方ではないです」

「でもねえ、北方師団のおとがめはまぬがれないでしょ。蜥蜴とかげ尻尾しつぽ切りもありえるわ」

「でも、ちゃんと話せばわかってくださる方です。誰も、あの方と話そうとしないだけなんです。私がお話しして、皆さんは何も悪くないことをわかってもらいます。ですのでげる際は、私を置いていってください」

 誰が見ても無理をしているとわかる顔で、スフィアが微笑ほほえんだ。

 ジークとカミラが、息をむ。見張りの兵士も両目を見開いていた。

 スフィアは、自分が足手まといだから置いていけと言っているのだ。

(……ああ、ひょっとしてジークとカミラがラーヴェ帝国を捨てた原因は、彼女か)

 あの六年後の世界で、スフィアは死んでいる。多少事件の中身は変わっているだろうが、北方師団の失態をねらってベイル侯爵が何か事件を起こしたのだろう。ジークとカミラはそれに巻きこまれた。ふたりともさといから、ベイル侯爵のきようげんを疑ったにちがいない。そして、けいはどうであれ、スフィアは今と同じようなことを言ってふたりを逃がした。

 だが、彼女の言は父親に受け入れられなかった。それどころか、皇帝陛下のこんやく者候補を殺して回るという罪を着せられ自死させられたのではないか。あげく自分で殺しておきながら娘は無実だと責任をとれとこうがんにベイル侯爵が言ってのけたなら、ハディスがベイル侯爵家の断絶というれつな制裁にまでみ切ったのも理解できる。

 そのあとジークとカミラはクレイトス王国でようへいになり、ジルと出会った。つまりふたりはラーヴェ帝国にもどらなかったのだ。ふたりともクレイトス王国にきた経緯をあまり語らなかったが、もしこれが原因なら当然だろう。

 自分達を無事逃がすためにたったひとり残った少女が、めいを着せられて死んだ。助けることはできなかった。そんな話、自分が情けなくて口にしたいものではない。

 ただの想像だが、そうはずれていない気がした。

「そんなことをしなくても、全員、助かる手はあります」

 全員がジルを見た。ジルは見張りの兵士に声をかけた。

「見張っていた女の子の顔を覚えてますか?」

「わかります。あっ──わかりました、その子をさがして証言してもらう!?」

「さがす必要はありません」

 かぶっているぼういだ。ピンを引きいて首をると、かみが流れ落ちる。見張りの持っている上着をうばい取って、そでを通した。

 ぽかんとそれを見ていた見張りの兵士とスフィアが、同時にさけんだ。

「あー!? ど、どこに逃げたのかと思ったら!」

「あ、あの、あのときの、ハディス様がつれてきた女の子……!」

「やっぱりね、女の子だと思った」

「まあそうだろうな。クレイトスからきたガキがそう何人もいるわけがない」

 ジークとカミラはおどろくよりもすっきりしたという顔だ。

 ジルはぐるりと周囲を見回す。

「ジル・サーヴェルといいます。お察しのとおり、わたしがみつていあつかいされてる子ども。つまりわたしもあなたたちと同じ、はめられた側です。でも、敵はまだわたしに気づいていません」

 ジルは座りこんでいるジーク達に振り返る。ぎりぎり、見おろす目線の高さだ。

「これは勝機です。策も単純明快でいい。とらわれているほかの兵士たちを助け、スフィア様を守り、賊から軍港を取り戻します」

「……被害者のスフィアお嬢様を助け、軍港を取り戻すことであなたの密偵わくを晴らすってわけね」

「それだけではありません。ベイルこうしやくの私軍がくるまでにスフィア様を守って軍港を取り返せば、北方師団も汚名返上ができるでしょう。その状況なら誰がわたしに密偵疑惑をかけようとしたのかも、必ず問題になります。そうすればベイル侯爵も簡単にもみ消すことはできません。──ですがスフィア様、かなめはあなたです」

「は、はひっ?」

 スフィアがどうようしきった声をあげた。ジルはスフィアの前でかたひざをつき、大きなひとみをじっと見すえて、言い聞かせる。

「どんな原因であれ、あなたが死ねば、そこを必ずベイル侯爵はついてくる。だからわたしは、あなたを守ります」

「あ、あなたが、私を、ですか……?」

「はい。ですがあなたには、お父上を告発していただくことになります」

 さっとスフィアの顔が青ざめた。

「できますか。できなければあなたもいずれ、始末されます」

 できないなら、スフィアを助けても無意味だ。かくを決めてもらわねばならない。

 スフィアは取り乱さなかった。そうな決意をした顔で口を動かす。

「ひとつだけ……かくにんしていいですか」

「わたしで答えられることであれば」

「ど、どうして私を助けるんですか? 私はあなたのこいがたきのはずです!」

「わたしは今のところ陛下にこいをする予定がないので、スフィア様の恋敵ではありません」

「えっ」

 スフィアのほうがほうけた顔になった。

 ここのしこりをのぞいておかねばあとあとめんどうになるので、ジルはていねいに説明する。

「わけあってこんやく……というかもう結婚したようですが、それはそれ、これはこれです。形だけのふうです。れんあい感情はたがいにありません。むしろこうてい陛下がわたしに──十歳の子どもに恋愛感情があったら問題では?」

「じゃ、じゃあハディス様は……何か深い事情があって、あなたを……?」

 そういうことにしておこうと、はっきり答えずにす。カミラが笑い出した。

「か、形だけの夫婦って、最近の子どもはすごいこと言うのね!?」

「おい。ならお前が皇帝陛下にじきしても、信じてもらえないんじゃないのか」

「そ、そうです。あなたがハディス様を裏切る可能性だって……」

「形だけであっても、互いにそれぞれを選んで夫婦になった理由があります。皇帝陛下はわたしを手放さないはずです」

 のろいをふせぐため、ハディスにはジルが必要だ。ジルはジェラルドとの婚約をかいするためにハディスが必要だ。

「それに、しあわせにすると約束しましたので」

「……ハディス様を?」

「はい。ですから、わたしはスフィア様と同じ、陛下側の人間です。それを信じていただけませんか」

 スフィアは苦痛をこらえるような顔でだまる。迷わせてやれる時間はあまりない。

 だが、ジルは待った。ジークもカミラも、見張りの兵士もせかさない。

 父親を告発するのだ。それが正しい行いだとしても、かつとうがあって当然だ。ここで迷わない人間のほうが信用ならない。だが、決断できない人間も助けられない。

 そしてスフィアは、重い決断から逃げなかった。

「あなたを信じます、ジル様。私はお父様を……告発します」

 ならば、ジルはその決断の重さにこたえられる人間でありたい。

「わかりました。わたしがあなたを全力でお守りします。──あなたの勇気に敬意を」

 胸に手を当てて、の礼をする。スフィアはほおを赤くそめて、何度もまたたいた。

「ふ、ふつつか者ですが、よろしくお願いします」

「おい、本当に十歳のガキか? しかも男じゃなく女?」

「男女もねんれいも関係ないわよ。ああいう手合いは生まれつきだから」

「では行動を開始しましょう。時間がありません。ベイル侯爵の私軍が着くまでにカタをつけなければ、がらを横取りされかねないので」

 背後でひそひそ言っているのは放置して、まずスフィア、そしてジーク、カミラ、と順番にかせで引きちぎる。

 自由になった手を見て、感心したようにジークが言った。

「ガキでもこんなに簡単に鉄を引きちぎるのか。聞いてはいたが、りよくあなどれんな」

「そんなわけないでしょ、この子ちょっとおかしいって」

「こ、皇帝陛下の婚約者にその言い方はまずいのでは……」

「そういえば、まだあなたの名前を聞いていませんでした」

 くさりに手をかけたジルに、見張りの兵士が不思議そうな顔をしたあと、おずおず答えた。

「さ、先ほどからカミラ殿どのに呼ばれてるとおりであります……ミハリ、と申します」

「え」

「……うそから出たまことってやつだな」

「も、もしかして知らずに呼ばれていたのでありますか!? なぜ……あ、見張り!?」

 見張りクン、もといミハリが情けない声をあげる。それを聞いてスフィアが少し笑った。

 立ちあがったジークがじゆうなん体操をしながらつぶやく。

「それで、どうするんだ。武器はちゆうで奪うとしても、これだけの戦力ではしゆうをかけてげるのがせいぜいだぞ」

「まずここを出て、わたしたちと同じようにらえられている北方師団を解放、戦力になってもらいます。どこか一カ所にこうそくされているか立てこもっていると思うのですが」

 ばっとミハリが自由になった手を垂直にばした。

「わ、我々以外の兵は聖堂で拘束されていると聞きました! ただ、負傷者が多いとも聞きましたが……」

「戦力にならなさそうよね。やっぱりアタシたちだけで逃げたほうがよくなぁい?」

「北方師団を見捨てるべきではありません。さかうらみされて、あとからわたしたちがみつていでスフィア様がだまされているのだと言われでもしたらやつかいです」

 北方師団と協力し、全員でスフィアを守ったのだという認識が必要だ。すずしい顔で告げるジルにジークとカミラが顔を見合わせる。

「策があるなら、まぁいいけど」

「のりかかった船だ。お手並み拝見といこうか」

「では、ミハリは案内をお願いします。ジークとカミラはスフィア様の護衛を」

「かまわんが、お前の護衛はどうするんだ」

 きょとんとジルはジークを見返した。うわあ、とカミラが痛ましそうな顔をする。

「完全に自分は対象外っていうこの顔……。しゆ慣れしてるんだろうけど、クレイトスではこんな子どもまで魔力があれば軍属させるの?」

「そういうわけではありませんが……その、家の方針で。あの、心配しなくてもわたしは」

「確かにお前には魔力がある。お手並み拝見とも言った。だが、まだ子どもだろうが。策だけ言えば俺達がやってやる。下手に目立って敵に目をつけられたら、足手まといだしな」

 素っ気なくジークに言われ、カミラに頭をなでられ、ミハリに何度もうなずかれた。

 どうしたものかと思っていると、スフィアに手をつながれる。

じやしないでおきましょう」

「そうよぉ。それに敵の情報にだまされることなく未来の皇后を守ったとなれば、アタシたちの功績として評価されるんだから」

 スフィアとカミラの言葉に、ジルは自分の立場を考え直す。確かに、北方師団にスフィアだけではなくジルも守ったという功績をあたえるのはありだ。

 それに、ジークとカミラの実力をジルは疑わない。

(ふたりの魔力の開花訓練したのはわたしだからな……その点だけカバーすればいけるか?)

「……では、お言葉に甘えてたよらせてもらいます」

「ふん。最初からそう言ってればいいんだ。──さて、まずどうやってだつしゆつするかだな」

「ただし、かべはぶち破りますね」

 固まったスフィアの手をはなし、ジルは倉庫の壁に手をれる。カミラがあわてた。

「えっちょっと本気? そんなことできちゃうの? まっ──」

「時間がないので、泣き言はあとで」

 右こぶしを魔力といつしよに思い切り壁にたたきつける。いつしゆんせいじやくのあと、ものすごい音を立てて倉庫の壁がほうらくした。

「ちなみにわたし、おにぐんそうと呼ばれていたことがあります」

 お前たちに、という言葉は持ちあげたくちはじかくす。

 敵の悲鳴とごうがあがる中で、ぼうぜんとしているみなにジルはり向いた。

「皆さんの働きに期待します。だいじよう、死なない程度にフォローしますから」

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