エピローグ Go For The NEXT!!!
シャーロック・ホームズ。
100年ほど前に活躍した、イギリスの名探偵。
そして、
初代ホームズと怪盗リュパンはフランスで戦っている。
そして引き分けたまま、一族に
で、『ホームズ』は、フランス語では『オルメス』と発音する……らしい、のだ。
そういうこと、だった、のか。
でも……なぁ。
ももまんが好物で。ことあるごとに拳銃ぶっ
こんな……ちっこカワイイ……
──こんなホームズ、ありえんだろ!
という
同居は勘弁してくれと抗議したら、『
とはいえ……
この事件──これにて一件落着、ってことにはまだ、なってないんだな。
そんな思いを胸の
ポケットに入れていた俺のケータイから、メール着信音が上がった。
この部屋は微妙に電波状況が悪く、たまにメールが送られてから着信するまで少し時間がかかったり、後でまとめて来たりするのだが……画面を見て、俺はギョッとする。
現在の未読メール:49件。留守番電話サービス:録音18件。
それも全部、
そこには──
『キンちゃん、女の子と
に始まり、
『さっき
『どうして返事くれないの?』
『すぐ行くから!』
と、この30分の間に白雪からのメールがコワイものに進化していく様が見てとれる。
「ア、アリア、に、に、にに、ににに逃げろッ!」
「な、何よ。なに急にガクガク
「ぶ、ぶ、『武装
どどどどどどどどど…………!!
猛牛か何かが突進しているかのような足音が、マンションの廊下に響き渡っている。
近づいて、い、る──!
しゃきん!!
金属音と共に、玄関のドアが冗談のように斬り開けられた。
そこに
巫女装束に
「白雪!」
だった。
ここまで猛突進してきたらしい
「やっぱり──いた!!
「ま、待て! 落ち着け白雪!」
「キンちゃんは悪くない! キンちゃんは
──一体どこにスイッチがあるのか
そしてこういう時、なぜか
「この
白雪は
さすがのアリアも引きまくって、
「やっ、やめろ白雪! 俺はどっこも汚れてない!」
「キンちゃんどいて! どいてくれないと、そいつを! そいつ殺せない!」
「き、キンジぃ! なんとかしなさいよ! な、なんなのよこの展開!」
なんなのよ、って──! そんなの、俺が!
俺 が 聞 き て え よ !
To Be Continued!!!