7-2

 陸戦ドローンの放ったきようだんが、あきの心臓をつらぬいた。

 次のしゆんかん、視界が血の海から、マズルフラッシュに照らされるリノリウムのゆかへとわる。

「──っか、はッ!」

 あきかわいたのどを波打たせ、勢いよく大気を吸い込んだ。

『ARCADIA is Online』

 合成音声により、複体再生リスポーンに成功したことが分かる。

 見下ろせば、ちょうど自分のつまさきが鈍重な自律式戦術プリンターATAPによって出力されきるところだった。

 自律式戦術プリンターATAPは羽のない重力せいぎよしきの航空ドローンである。通常時は量産型の対人ドローンと変わらない形状をしているが、活性状態となった今はその姿をかんじように変えていた。

 印刷が終わると、あきは口の中のにくへんに似た生体出力素材バイオフイラメントす。そして身体とともに印刷されたライフルを取り出し、顔を上げた。

 視界にかぶタイマーをいちべつする。

 研究所にしんにゆうしてから、すでに二時間が経過していた。

 そこは細まった一本のろうで、りようたろうとが行く先をはばむ陸戦ドローンと激しいじゆうげきせんひろげている。

 そのろうの中央部分に一つのとびらがあった。

 視界に合成表示される文字は『第一コントロールルーム』。三年間、誰も到達することのできなかったデータドライブのある目的地は目と鼻の先なのだ。しかし、地下で再生するために必要な生体出力素材バイオフイラメントは残りわずかで、他の部隊はに足止めされているじようきようだった。

 そのとびらの前に死体がある。それはすうしゆんまえまでこのたましいを宿していたあきの身体。

 あと少しで辿たどくのに。そのわずかな距離が果てしなく遠い。

生体出力素材バイオフイラメントは残りあと何回分か分かるか!?」

「さっきのが最後の一回!」

「マジか……悪い!」

 は言いながら九ミリのサブマシンガンを二丁構えてドローンの関節部分をねらちしていく。てつていてきな低反動を好む彼女のすフルオートしやげきは、連なるだんがんがまるで光線のように一直線に見えた。反動せいぎよについては彼女の右に出る者はいない。

「謝んじゃねえ! 俺なんか今日六回もリスしてんだからよ!」

 その逆側からりようたろうが三十二連ドラムマガジンのさったショットガンで十二ゲージのさんだんを連射すると、今度はグレネードを次々に放り投げていく。ちゆうえんきよはグレに任せとけばいいんだよ、とはりようたろうの言である。

 立て続けにはじけるばくおんを聞きながら、あきは内心でみした。

 各分隊からの数の報告では、すで第一小ライガーたいがひと月でかせぐ評点を失っている計算だった。

 ただでさえ戦績がるわない現状で、このマイナスはあまりにも大きい。このままではみんな、退たいえきしても、夢も希望もいつさいない、うつろで灰色の人生を歩むこととなってしまう。

「もう目の前なんだ! 絶対にデータドライブ回収するぞ!」

「ったりめえだ!」

 そうしてのリロードに合わせてあきが前に出た──その時だった。

統合本部アジテーターよりライガー小隊第一分隊。敵歩兵との接敵まで五秒』

「──なんだっ!?」

 あきが叫ぶのと同時、T字路になった細いろうたりから、はさむようにしてドローンをしやげきするかげが現れた。その数は目視でかくにんできるだけでも六。

 戦術えんアプリケーションの足音をかいせきするウィンドウを見ると、そこには『敵兵:九人』の文字がおどる。

連邦ロツツの連中だ! なんでよりにもよって俺たちが潜っている時にかち合うんだよ……!』

 りようたろうあきの顔を直視する。

 ためされている、と思った。

 あきは目をつぶったのち、すぐに言葉を作る。

がフラッシュバンをとうてきばくはつに合わせてを展開しながらコントロールルーム前まで前進する。先頭に俺とりようたろうが立つ。その後ろから各自、ローテーションで制圧しやげき。フラッシュライトもつけよう』

りようかい!』

 二人の声が念意通信マインドトークの中で重なる。

 あきりようたろうとが四輪の付いたドローンを取り出すと、視界に立ち上がったアプリケーション上で操作した。すると、ドローンの上部に等身大のはんとうめいの簡易そうこうが形成される。

 そしてがスタングレネードのピンをき、ろうとうてきした。

「グレネード!!」

 ろうの先から敵の野太い男の声がひびき、パッと真っ白にしきさいが飛んだ。

『行くぞ!』

 ライフルのフラッシュライトを点灯させると、の前進に合わせてあきりようたろうが同時に並び出る。

 だいおんきようにふらつく兵士の一人の頭部が、あざやかな赤にかがやく光学照準とぴったり重なる。そのよろめいた兵士はしかし、流石さすがきたかれているだけあって、体勢をくずしつつもごういんに照準をこちらに合わせに来ていた。おそらくあの様子だと、スタングレネードによってセンサー群がくるったことで火器管制ソフトによるせいぎよが間に合わないと判断したのだろう。まともに見えていないはずの肉眼で、こちらをとらえようとしていた。

 ──俺は、また殺すのか。

 冷えた脳の奥から別の声がせり上がってくる。しゆつげきまえに押し込んだ自分が、表出しようとしてくる。

 それを、あきくちびるんで再び心の奥底に閉じ込めた。

 ──これは正しいことなんだ。みんながやっていることなんだ。これが一番、いい方法なんだ。

 暗示、暗示、暗示──。そうやって、ナマの自分の心を閉じ込めていく。

 まいがする。どうがする。心の悲鳴が痛みとなって表出する。

 それでも痛みから目をそむける。

 あきはトリガーを引いた。

 マズルデバイスの先からしようえんが立ち昇り、おくれて二つのからやつきようろうゆかたたく音がはんきようした。それだけで、男は背後のかべに血をいてたおれる。しかし、あきはそこで止まらない。二人目、三人目とホロサイトの光点を重ねていき、プログラムされた機械のように引き金を引いていく。

 どさりと重い肉が重なってたおれる音がする。

「やりゃあできるじゃねえか!」

 りようたろうが興奮した様子で喜びさけぶ。りようたろうもまた敵兵を二人殺していた。

 あきはしかし、その声に応えない。

 指先にべっとりどろがねばりついたようなかんしよくがついて回る。

 それからろうの先にまだいる敵兵に向けて制圧しやげきをするが、はんげきだんがんの雨が眼前にそびえる簡易そうこうに無数のだんこんを残していった。

『リロード!』

 さけんだりようたろうじゆうこうを上に向けて、後方にひかえていたわった──その時だった。

 前方から航空ドローンが三機飛来してきたのは。

 あきはその腹に小型ばくだんとうさいしていることをいち早く察知する。

「──ばくドローン、三機!」

 あきは残りわずかのマガジンから、バーストしやげきだんとうし二機をとした。しかしそこでくしボルトストップする。

「──くっ!!」

 ハンドガンにえる。しかし、間に合わない。

 そうしてドローンが眼前にせまったところで、のフルオートで放っただんがんが最後の一機をばくさんさせた。

「きゃあっ!!」

 ばされ、三人の身体がろうたたきつけられる。あきを先頭に、二人が後ろに並んで倒れた。

 そのタイミングで、前方のろうかべからじゆうこうがいくつものぞいた。

「やば……っ!」

 保たない、とすぐさま判断したあきは一歩前に出て、目の前にあったコントロールルームのかべいた。

りようたろう、中に入れ!!」

 ハンドガンで制圧しやげきをするあきの後ろで、二人が半ば転びながら部屋に入る音が聞こえてくる。

 同時に、あきの顔のすぐ近くを赤と緑のえいこうだんかすめていく。

 そこを、あきの首根っこをつかんだりようたろうに引っ張られ、かんいつぱつのところで部屋にのがれる。

「あっ──ぶな! アキのバカ! いつもは冷静なのに変な時だけ無茶するんだから!」

「悪い、助かった!!」

 小部屋は、人間よりも大きな銀色の箱が大量に並べられた金属の樹海だった。箱の一つ一つにははんとうめいの液体が満たされている。ものによっては容器が破損し、外にけいせきもあった。リキッドドライブ式のサーバールームである。

「──やっと、辿たどいた」

 つぶやく。そのとなりで、めずらしくりようたろうが言葉も発せずぼうぜんと目の前の景色をながめていた。

 あきも同じくばんかんの思いだった。

 ここは三年間、だれれることすらかなわなかったふういんされた場所。

 えんアプリによれば目的のデータドライブは部屋の一番おくにあるそうばんさっているらしい。

統合本部アジテーターよりライガー隊第一分隊。不明な信号を検出、回線のかくを行いま──ま、ま、ま、ま、ままま』

 とうとつに、本部からの通信が入る。しかし、それは最後まで続かず、こわれたように同じ言葉をかえすのみ。

「なんだ……っ!?」

 あきおどろきに声を上げてりようたろうと顔を見合わせた。

 直後、視界のウィンドウの何枚かにブロックノイズが走ると、見知らぬ女の声が本部の機械音声にかぶさる形で脳内にひびいた。

『──れを聞いている子供たち。よく聞いて。あなたたちの行っている戦争は──』

 すると、あきたちの目の前でカランと金属音が鳴った。三人の血相が変わる。グレネードだ。

「ふせろッ!!」

 三人は一気に部屋の奥まで走りヘッドスライディングをかます。

 せんこうばくふうはじけた。イヤーセットがげんすいしたばくはつの低音を正確にあきまくへと伝える。ばくはつ地点は入口の方向を見て右奥。つまり、複数でめてくる場合、左と中央から入られる方が早い。

『──信じられないのも分かる、理解できないのも分かる。でもこれらは全て事実なの。それを証明するものがある。テレサ社のやってきたことは全てその中に──』

 なぞの女の音声が続く。ひどく気が散る。しかし、いかなるミュートコマンドも〈ニューラルゲート〉が受け付けないためあきらめて、意図的に頭から追い出すことにした。

 起き上がったあきは、フラッシュライトから赤外線IRのレーザーサイトにえて、ホロサイトのダットを大型のものに変える。ここからは近接戦だ。精密しやげきは不要になる。

 四散した無数のへんくだかれたえきしようがカラカラと音を立ててゆかたたく中、あきは二人にハンドサインを出した。が右のおさえ。あきりようたろうが左をす。二人は無言でこぶしにぎった。

 あきは手刀を作ると、前にる。同時、三者三様に一つ前のサーバーへと張り付く。

 いくつもの敵兵の足音が部屋内部へとしんにゆうしてきた。

 すると、その敵兵が「なんだこの音!」「中佐、所属不明のアドレスから回線にしんにゆうされました!」「出所のかいせきをして! 早く!」と口々にさけぶ。どうやらこの音のトリガーはコントロールルームへの入室らしい。

『こっちは三人。そっちに四人向かったよ』

りようたろう、中央通路にグレを手前と奥に二個投げてくれ。一個目のばくに合わせて、出てきたやつねらつ』

りようかいだぜ」

 ピンと小気味のいい音を立ててプライマリーとセカンダリーの二つのプルリングをくと、サーバーを背にしたまま左手でしゆりゆうだんを投げ入れる。りようたろうがそのまま二投目に入る前に、あきはサーバーの左側からアサルトライフルのじゆうこうだけをした。

 一投目ばくはつ。そして、本命の二投目がばくする直前、左の通路に二人の敵兵がんでくる。

 あきくちびるんでトリガーを引いた。あっさり二人は頭をかれてたおれ、続けておくれたもう一人がりようたろうのグレネードで宙を飛んでかべたたきつけられる。

 あきは身体をサーバーのかげもどすと、マガジンをかんそうする。

『スリーダウン』

 あきの報告の声はふるえていた。冷静になろうとすればするほど、はじけた血肉の色がせんめいよみがえる。穿うがたれた敵兵の表情がこくめいに思い出される。

 すると、右側からタンタンタンと正確な三射が鳴る。しやげきだ。

『ワンダウン! でもやばい、中央から二人回り込んでくる!』

 サンプリングされたの念話音声にかぶさるように、金属板をみつけて走ってくる足音がすぐそこまでせまってきていた。

「ヤバッ、近っ!!」

 りようたろうあわててカバーしに身体を中央通路に出す。

 またたくマズルフラッシュ。りようたろうみぎかたから血をいた七・六二ミリだんが飛び出て来るかたわら、フルオートではいしゆつされたからやつきようりようたろうのアサルトライフルの腹から列をなして宙をう。

「ワンキル!」

りようたろうわれ!」

 りようたろうひだりかたごういんつかんでサーバーのかげに引き寄せる。そして身体の位置をえると、しやへい物のかげに下がろうとしていた敵兵をとらえ、これもフルオートでいた。

「もうワンキル!」

『ナイスキルあき! りようたろうだいじようぶ!?』

「クソ、血の出方がヤベぇ……っ!」

 りようたろうはサーバーに背を預けて座り込むと、けつざいの入った無針注射器ジエツトインジエクターをポーチから取り出し、みぎかたんだ。そして注射器を投げ捨て、空いた左手で傷口をあつぱくし止血を試みる。

 その時だった。

 音もなく、左の通路のくらやみからじゆうこうが現れたのは。

「──え」

 あきの口から声が漏れる。

 それは、ハンドガンを構えた白銀の少女──《致死の蒼リーサルブルー》。

 サプレッサーにげんすいされたじゆうせいひびく。りようたろうの目が見開かれたまま、ぐらりと身体がたおれる。りようたろうは消音装置付きのハンドガンで頭をかれていた。その表情は虚ろで、うつせみほう彿ふつさせる。

「クソッ!!」

 あきは中央通路に身を投げた。

 何度も見た光景。何度もかえされる光景。

 敵を殺すということは、仲間もまた殺されるということ。

りようたろうがやられた!!』

『──っ』

 冷たくあれ、冷たくあれと自分の脳に言い聞かせる。

 アルカディアがある。また、再生される。

 しかし、そうと分かっていても、この腹の底から来るえたぎった感情は何なんだ──!!

 そうしてあきいかりに任せて立ち上がろうとしたところに、一機の航空ドローンが飛来してくる。

「くっ──!」

 あきのいる空間に向かって飛びのく。

 わずかにどうらしたドローンがあきの背後でばくさんする。ばされたあきは、に支えられるようにして立ち上がった。

「ちょっとアキ、だいじようぶ!?」

「問題ない。それよりもドライブを──」

 回収しないと。そう言いかけた時だった。

 部屋全体を不気味なしんどうおそったのは。

「なんっ、だ──?」

 そこで、あきのうにブリーフィング時に自分の言った言葉を思い出す。

 ──ジオシティ天面の骨格はろうきゆうかしている。

 人間、慣れてくると、危険だと分かっているこうもまあいいかしょうがないし、と行動に移してしまうものだ。これもそうだった。グレネードを投げなければ殺される。もどされて評点を失うくらいなら、投げて殺してやる。なんだかんだ言ってどうせ簡単にはほうらくしないんだから──その思考である。

 そのツケが、ここに回ってきた。

 すると、バリバリと音を立ててゆかというゆかれつが入る。

 あきとつの身体を入口に向かってばす。直後、かんいつぱつで二人の間に五メートル以上ものみぞが生まれた。

 おどろきの表情でかえる。

「アキっ!?」

だつしゆつしろ!」

「何言ってんの、ここで落ちたら複体再生リスポーンもできないんだよ!? お願いだからこっちに来て!」

 声を張るひとみが波打つ。だんは絶対に見せない、すがるようなかおをする。

 しかし、こうしている間にもてんじようくずれ、ゆかれつが加速度的に増えていく。

 あきのもとへ飛びたい欲求にられるが、隊長としての使命を思い出しさけぶ。

「俺はドライブを回収する! は早くもどれ!!」

「アキ、だめ! もどって!」

 あきの制止の声に背を向けた。

 すると、数メートル先で同じようにしんどうに体勢をくずしていた《致死の蒼リーサルブルー》と視線が合う。

 今、この空間にいるのはあきと《致死の蒼リーサルブルー》の二人だけ。

 それから少女のひとみが部屋の奥にあるコンソールに向けられる。

 果たして、ぎんぱつの少女はあきから視線をがして、コンソールにけてした。

 少女のかかとちりを巻き上げる。その背中を追いかけるあきほおからあせつぶが伝い落ちる。

 視線の先で、白銀の少女がコンソールにり、データドライブをす。それは、手のひらよりも少し大ぶりな、うすい直方体だった。そのせんたんに、とつぶつがある。

 あきはすぐさま、それがセキュリティ用のドングルだとさとった。

「そいつをわたせ、《致死の蒼リーサルブルー》!」

 すがったあきに、少女はその身長の割に長いあしごうそくりをしてくる。すんでのところでかわしたあきは手を思い切り少女の持つデータドライブへとばす。

 そして指先がドライブをとらえようとして──つかんだのはドングルのせんたんだった。

 直後、少女にあしわざけられ投げ飛ばされる。

 そのひようしにドングルがけ、データドライブ本体とぶんした。

「が──っ!」

 ゆかたたきつけられ、肺の中身がごういんしぼされる。

 それと同時だった──世界がきゆうじようしようしたのは。

 はんぱくおくれて、自分が落下しているのだと気が付く。

 あきやみくもに目の前にあった地上側の地面を反対側の手でつかもうとして──しくも空を切った。

 視界のはしで白銀がらめく。《致死の蒼リーサルブルー》もまた、くずした体勢のまま自由落下を始めた。ふわりと広がった白銀のちようはつが、空に向かって引っ張られる。

 あきと少女の目は、恐怖きようふの色で染まっていた。

 落ちる落ちる落ちる──。

 足元に広がっていたのは、研究所の全長よりもはるかにきよだいな縦穴だった。

 ただの穴ではない。機械とコンクリートとが複雑にからってできた人工の奈落。えんとうがたのそこは、至る所からよう不明の構造物やしの鉄筋、あるいは建築ちゆうのままほうされたとおぼしき建造機が側面から飛び出している。

『ARCADIA is Offline』

 機械音声が脳に鳴る。そうして事実をたたきつけられる。ここはすで通信素子帯エーテルネツトけんがいなのだ。

 絶望に心がこおったあきは、縦穴からびた鉄骨にげきとつして、意識を手放した。


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試し読みは以上です。


続きは好評発売中

『エンド・オブ・アルカディア』

でお楽しみください!


★☆★『エンド・オブ・アルカディア 2』2022年8月10日(水)発売!!★☆★


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